頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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月間3000万PVウェブメディアの元編集長とご飯。カリスマに共通する「運をたぐり寄せる能力」が欲しい。

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どうも、ナオキケーこと北山直樹です。(naokin_0811@twitter.com

先日ですが、ウェブメディアの元編集長とご飯に行く機会がありました。きっかけはその元編集長が弊社に留学したことで、本来ならお金を払って聞くような話を、無料で話していただけました。業界大手に勤めている人や、ある種有名人と、そうやって関われるのは、サウスピークインターンのメリットだと感じます。ラッキーすぎる。

食事中は話を聞きながらメモを取り、家に帰って記憶が鮮明なうちに、Evernoteにまとめました。発言一つ一つに説得力があり、(というか肩書きが大きすぎて、そう見えます)どの話もブログ映えするものばかりです。今回はお話自体より、その元編集者の生き方から、学んだものを共有します。

それは、「運はたぐり寄せるものであり、待つものではない」ということです。

時代を読むことで、運が回ってくる

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そもそも、その元編集長は最近こそ、月間3000万PVの大手ウェブサイトを運営していました。しかしその大手ウェブサイトの編集長になるまで、とくべつ熱心に転職活動をしたわけではないそうです。彼曰く、「運を手に入れるために、時代を読んだだけだ」とおっしゃっていました。うん。カッコいい。

実はこの発言、ただカッコいいだけではありません。どういうことかというと、スタンフォード大学のクランボルツ教授によって、提唱された「プランドハップンスタンスセオリー(計画的偶発性)」に、まさしく一致するんですね。

「プランド・ハップンスタンス・セオリー(Planned Happenstance Theory)」です。

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プランド・ハップンスタンス・セオリー」とは、「キャリアの8割が予期しない偶然によって、成り立っているというもの。つまり変わりうる時代において、「何が来てもいいように柔軟に待ちかまえよう」と言わんとしています。

話を戻して、元編集長は時代に固執することなく、時代に求められているものを読み、対応していたんですね。そうすることで、その時の運を味方にしたわけです。すごい。

実はこれ、弊社CEOの丸山も同じなんですよね。彼は大学卒業後、内定先の会社に就職することなく、サウスピークの前身となる、オンライン英会話サービスを開始しました。

就職は決まったけれど、何か自分が夢中になれることができないかと卒業目前に考えていた時、たまたまウェブで「フィリピンの講師を使ったオンライン英会話が流行っている」という記事を読んだんですね。大学に入ってスカイプが出始めた頃、オンライン英会話がスタートしたばかりでまだ整備が整っていないイメージでしたが、何年か経ってきちんとした会社組織になっているなという印象を持ちました。
引用:フィリピンで集中的に英語が学べる環境を | 各界で活躍する筑波大OB&OGの活躍を集めた インタビューコラムサイト「つくばウェイ」

この、時代に囚われることなく、むしろ柔軟な発想で時代に合わせにいった感。そうです。運はこのように、待って来るものではありません。むしろ、たぐり寄せようとした人にだけ、与えられるのではないでしょうか?

 終わりに

そういえば、「まだ東京で消耗してるの?」で おなじみのイケダハヤトさんも、ブログ内で同じようなことを論じていました。

引用:www.ikedahayato.com

記事内では、メタップス・佐藤航陽さんの「未来に先回りする思考法」をレビューしているので、結局はメタップス佐藤さんからの引用になります。

大きなリターンを出すためには、適切な時に適切な場所にいることが重要です。
人間ひとりの努力によってできることは非常に限られています。
努力に頼るよりも、大きな流れに乗る方が、はるかに速く目的地に着くことができます。
短期間で大きな企業をつくりあげた企業経営者に会うと、意外な共通点があることに気付きます。
実は、彼らが、コミュニケーション能力が高く、リーダーシップや人望にあふれるスーパービジネスマンであることは稀です。
そのかわり、彼らが共通して持っているのが「世の中の流れを読み、今どの場所にいるのが最も有利なのかを適切に察知する能力」です。

「 時代に先駆けて、何かを成し遂げた人たち」をいわゆる”パイオニア”と言いますが、彼らは、運を味方につける能力が飛び抜けています。しかし、それを「センスだ」と片付けてしまうのは、ものすごく乱暴です。運を味方につける能力は、時代を俯瞰的に見て、”情報”への関心を閉ざすことなく、知識を蓄え続ける。その上で、「ピピっとくるセンス」が最終判断を下すわけで、むしろ”努力の集大成スキル”なのです。