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〜自分と向き合う時間〜

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自由に生きることが理想だと思う大学生のわたし(20)

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たくさんの価値観に触れるために、有名な本を読みあさっている。ビジネス書に限らず、とりあえず読む。今では著作権が50年以上(★)経ったものは、無料で読めるので、時代に関わらず読む。

そうして読み続けているうちに、引っかかるテーマに出会った。それは「自由に生きる」ということである。人は自由を求める。なんで?と聞かれても、そういうものだと思う。不自由の方が良いという人を聞いたことがない。(今回はこの点を掘り下げるつもりはない)

”自由に生きるってなんだ?”

今回はこの問いについて考えてみたい。

自由に生きるには、好きなことを仕事にすること

自由に生きるにはどうすれば良いのか?

結論から言えば、自由に生きるには、好きなことを仕事にするべきである。

仕事は生活と直結している。例えばひとは毎日、通勤も含めて10時間もの時間を仕事に費やしている。歯を磨いたり、お風呂に入るように、ひとはとうぜん毎日働く。そう考えると、仕事はライフスタイルである。

不自由の状態が「無理を強いられている状態」だと言い換えるなら、嫌なことを仕事にしているのは、自分の気持ちに対して無理を強いていると言える。その場合仕事をしているときは、不自由。つまりライフスタイルも不自由なのである。

具体例をあげよう。

僕は1年間休学をして、インターンをしている。語学学校でインターンをしていたときは、仕事を辞めて留学している日本人と話す機会が多かった。

大企業に勤めていた方に転職先を聞いてみると興味深い。実に多くの人がベンチャー企業や自営業など、前職とは違った業種を目指していたのである。

思うに、大企業に入って上司に怒られまくる。社会に揉まれる。彼らの仕事に対する新たな決断は、「あ、社会ってこんなもんなのか」と現実を味わった後に、「私はこういう世界に身を置くんじゃなくて、好きなことでやって生きたい」という教訓をもとに出した結論だ。

つまり自分に無理を強いることなく自由に生きるには、ライフスタイルである仕事自体を楽しいものにしなければならない。

大学のうちはしたいことを見つけられれば、それだけで上等

では仕事を楽しくするにはどうすればいいのか?

社会人であれば、前職で培ったスキルを趣味に活かすことだ。新しくスキルを身につけるより、身につけたスキルを趣味に活かすほうがずっと効率が良い。もちろん、そのためにはどうすればいいか考える必要がある。この課題においては、いわゆるアナロジー思考が有効だ。

アナロジー思考では、一見離れているもの同士の共通項を見つけ出して捉える。例えば、キャビアテンダントとして航空産業で働いていたスキルを、メディア業で活かせないかというと、否である。一見離れた業界に見えるが、キャビンアテンダントのもてなす力が生きるメディア業を探せば良いのだ。

大学生であれば、好きなことを見つけよう。好きなこととは何か?というのは意外と返答に困る質問である。注意すべきは、得意なものと好きなものを混同して考えないことだ。この2つは区別して考える。

得意なことは利己的であり、常に周りの目を気にしてしまうものである。一方で、好きなことはもっと静かで落ち着いたものである。周りのことを気にすることなく、そのことを考えているだけでニヤニヤしてしまうことだ。

こう考えれば、きっと本当の好きなことを見つけられるのではないか。

最後に

好きなことで生きていく

というのはユーチューバーの決まり文句である。一流企業で働いている人と比べ、学歴やスキルで言えば、劣る点はあるのかもしれない。それでも素晴らしいと思う点は、彼らが好きなことを仕事にしていること。それは自由であるし、結局、人が行き着く本能の部分だと思っている。

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こちらはオーストラリアに来て出会ったカフェを営んでいる夫婦の写真。ずっと幸せそうだったし、自由そうだった。

収入が全てではないし、業種が全てでもない。仕事を選ぶ判断基準として、「自由に生きれそうか」を入れてみたいと思った。