頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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注意したいとき、そのまま注意してしまうのは二流

散々注意してきた後に「まあ、私も人のこと言えんけど」といういう友達いませんか?
僕、このような人とは距離を置こうと思いました。
 
というのも、先日、ゼミの飲み会があって参加しました。私が休学したため、ほとんどのゼミ生が1つ下の学年になるんですよ。そしたら、授業中は割と静かな生徒でも、飲みの席になると、雰囲気に乗じて本音を言ってくるわけです。
 
「ナオキケーさんの論理的すぎるところは、たまに冷たさを感じます。直した方がいいですよ」
 
この発言に関しては、その通りだと思いました。「確かに、オレ、論理的に話すぎるところがある。感情的に話したほうが、親近感がわく人になれるだろうなと。」
 
続いて、
 
「ナオキケーさんは、”でも”が多すぎます。人の話を聞こうとしていますか?」
 
と言われました。この質問に関しては「ん?」と思いました。正直、自信があったんです。そこらへんの大学生よりかは「人の意見を尊重しよう」としていると。それでも、もし僕が「でも」という言葉を使うときは、相当その発言が的外れだと。そういう自信があった。
 
しかし、この発言って言ったもん勝ちなんですよね。質問に対しても「そんなことないよ。オレ、”でも”ってあんま使わない」と言ってしまうと、相手から「ホラ、”でも”って感じで、否定してるじゃないですか」と言われてしまう。
 
まじで、久しぶりに「こんなやつと話している暇ない」と思いましたが、飲み会なので逃げる場所がなかった。おそらく、注意の初めは私も納得いくような内容ばかりでしたが、途中から調子に乗ってきたんだと思います。
 
そいつは私の行動を散々注意した挙句、最後に「まあ、私も自分のこと言えんけど」の一言。
 
なに、保険かけとんねん。
 
こんな人間にはなりたくないと思った。
 
所詮、注意する人は、注意されるような人なのです。経験則でいうと、注意されないような人は注意したいときに、注意という手段ではなく”そそのかす”という手段を使って、示唆しようとします。
 
「そそのかせて気づかせるか、そのまま注意してしまうか」のちがい。でかすぎる。と感じた1日でした。