頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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就活なんてお見合い。自分に合わないところにいる肩身の狭さ。

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こんにちは。ナオキケーこと北山直樹です。(naokin_0811@twitter.com

セブ島には驚くなかれ、日本人経営のラーメン屋がたくさんあって、けっこう質の高い店が多いんです。海外なのに、そこら中にラーメン屋があるのは「日本人駐在員が多い都市あるある」なのかもしれません。ラーメンって安いわけでは無いんですが、それでもついつい食べてしまいますからね(セブ島だと、ちゃんとしたラーメンは一杯1000円はします)。

そういうわけで、昨日も同僚の玉村さん(tamaharu921@twitter.com)と一緒に、ラーメン屋に足を運ばせました。初めて行ったお店だったので、少し期待していたのですが、出てきたラーメンにがっかりしました。何にがっかりしたかというと、「麺」と「スープ」が全くあっていないことでした。

食べれば食べるほど、徐々に感じていく違和感。その”違和感”をごまかすことも可能でしたが、今回は少し考えることにしました。

ラーメンで考える適材適所

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事実として、「麺」も「スープ」も一つ一つを見れば、ものすごくレベルが高いです。麺はツルツルで、いかにも加水率が高そうな中太ストレート麺。食べ応えがあって、麺だけでもしっかり味があります。お次はスープ。(まるでグルメレポーター)スープはらーめん山頭火の彷彿とさせる塩味強めの豚骨味。塩辛いものの、ついつい口に含ませたくなる、あの味です。

 ここで皆さんの想像力をお借りします。豚骨スープに合う「麺」の太さはどうでしょうか?私はやはり、「細麺」です。次に、中太ストレート麺に合いそうな「スープ」といえば、何味でしょうか?うん、「醤油」で決まりでしょう(圧倒的個人の意見です)。

 そうです。いくら麺、スープともに質が高くても、相性がよくなければ、違和感を感じます。「うーん、何か違う。」そんな感じです。この違和感、どういうことかというと、適材適所されていないことが原因ではないでしょうか。

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本来マッチしていない麺とスープが、一つのお椀で提供されたとき、人は違和感を覚え、味全体では「美味しくない」と感じるのだと気づきました。これは完成度が高い日本では、なかなか味わえない経験です。

「自分に合っている会社だけ就活すべき」が吉 

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思うに、これって就職活動でも同じではないでしょうか?この前ご飯をご一緒させていただいた、ウェブメディア元編集長は、「就職活動はお見合いだ」とおっしゃってます。つまり、「自分に合わない企業に就職しても、入社後に肩身の狭い想いをするだけ」だということですね。今だからこそ、就活は自分に合っている会社だけ、就活したいと思います。

そもそも論ですが、「自分に合っている会社」を認知することは難しいです。しかし、経験則からすれば、それは「その業種が好きかどうか」「ワークスタイルは合っているか」「働く同僚を尊敬できそうか」で判断できます。会社の業種とワークスタイルは、ググれば一発で出ます。「働く同僚を尊敬できそうか」はOB訪問を通して、把握してください。

もちろん誰も、自分に合っていない会社に入りたくて、入るわけではないのです。実際は「入ったら全然合っていなかった」というケースがほとんどでしょう。それでも入社する前から、「そういった会社に就職してしまうリスク」を減らす術はあるので、是非とも考えてみてはいかがでしょうか。 

最後に

就職したことがないので、この分野の話をするとき、どうも想像に頼ってしまい苦手です。しかし幸運なことに、周りにはそういった環境で消耗して、アジアに来た人生の先輩が多いです。その方達を見ていると、「アジア」という選択肢、「全然アリ」だと思っているので、日本の企業が合わない場合、日本で就職お見合いするのはやめて、海外で行おうと思います。

自分に合わないところにいるのは、周りから見ても不自然です。それは前述のような、。ラーメンの「麺」と「スープ」と同じです。ハタから見えれば「美味く(上手く)いっていないな」と思われていますよ。