頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ダウニーの柔軟剤 #300

・東京での勤務のために実家を離れ、一人暮らしをはじめた。生活をはじめるためには、必要なものがいくつかある。「家」や「水道」「電気」などのように、生活レベルを0から1にする際に必要なものがあれば、生活レベルを1から10にするときに必要なものもある…

「明日は我が身」を痛感しても #299

・プロサッカー選手として日本代表経験のある柴崎 岳選手のnoteがふと目にとまったので、本文の一部をシェアしておきます。 コロナウイルスは一国の問題ではなくなっています。世界や僕がいるスペインの状況を見て、近い将来、今見ているこの酷い光景が日本…

いい塩梅の自信 #298

・てっきり、自信を失ったと思っていた。 就職活動をして、自分なりに納得のいく企業に内定できた。しかしそこは、自分よりも”優秀”なひとたちばかりで「自分はやっていいけるのだろうか…?」と思っていた。 そんな折、東京に引っ越して来た初日。ウェルカム…

別れは、悲しもうとするだけ悲しめる #297

・東京に引越しをする前日に、この日記のようなものを書く。 明日の朝、家を出る。荷物をまとめたはずなのに、思いのほか自分の部屋に変化がない。それは、もともとモノを持たない性格だからでしょうか。それ以上にここ数日間で変化があったことは、やはり自…

「コロナ」ということば #296

東日本大震災のときに、被災地を勇気づけるスローガン「がんばろう日本!!」があった。これには「大震災、津波、地震」のような、センシティブなことばを避けたうえで決まったという。巷では「コロナに負けるな」や「コロナをふっとばせ」などのスローガン…

少し不自由だが、不十分でない生活 #295

ふと、友だちに勧めてもらった映画を思い出した。『365日のシンプルライフ』ーーそれは一旦モノをすべて倉庫に預けて、1日にひとつ取り出せる、というルールでの生活を1年続けたひとのドキュメンタリー。実話を基にしているようで「起承転結」といった展開は…

いつもどおり走ろうとおもう。 #294

・いつもどおり走ろうとおもう。今となっては馴染みのランニングコースを走ると、いつのまにか汗をかいている。最近だとすぐに暑くなって、冬用のジャンパーが必要ないことに気づく。そこで、ようやく春の訪れを知った。 四季の移り変わりでいえば、たぶん、…

ネコ、サンキューな。 #293

・ネコがウチに来て、4ヶ月くらいが経った。お父さんが毎日寝る前に、”おやつ”をあげているおかげもあるでしょう。おなか周りが、立派になっているネコ。それなのに顔の大きさは変わず、ちっちゃくて丸い顔がかわいい。いつも「ずっと家にいてね」と思ってし…

「うまくいきますように」という想いが不安を生む。 #292

・寝れない夜は続く。明日はまたやってくるけれど、1日が長く感じる。ひょっとしたら、不安なのかもしれない。ほら、今までも寝れない夜があったように、修学旅行とかクラス替え、海外に留学するときとかね。その前の日には「不安」で、起きていてもしょうが…

スナック菓子から、おさらばだ! #291

・ふと、ぼくはこの1ヶ月間ほとんど本を読んでいないことに気づいた。 それまでは割と読書が好きで、四六時中読み漁る「本の虫」状態のときもあった。しかし卒業論文や、免許合宿、海外旅行とビッグイベントを目の前に、読書と距離ができた。きっとそれは「…

飲みニケーションへの散詩 #290

・むかし、シラフのときこそ、お酒を飲む自分を褒めたいと言った。お酒を飲んでいると「伝えようとする自分」が現れてくれる。 そのおかげで意外な一面を知ったり、ヒミツを共有する仲になったりする。だからお酒を飲む自分には、意外と感謝している。 もち…

当たり前じゃない「当たり前」と向き合う #289

当たり前だと思うことの多くが、同じグループ内での共通認識でしかなく、その基にはルールが風土がある。だから違うルールや風土を持つひとなら、ズレが生じてくる。そういうことを、ぼくは分かっていたつもりだった。しかし深い意味での理解を、できていな…

「now, here, only」#288

・ここ1週間、移動時間の長い機会が続いた。ぼくはいつも移動時間にラジオを聴くけれど、さすがに1日に6〜8時間もあるとラジオだけでは事足りない。なんだか肩が凝るような気持ちになり、気分転換にとアーティストのライブを見始めた。コロナウイルスによっ…

「おんなじ方法じゃ勝てないな」という想い。#287

・上司だったひとで、いまも変わらず尊敬しているひとがnoteを更新し始めた。以前にも更新していたのだけど、ある日パタリと止まったことがある。またある日、更新は続いたもののパタリと止まる。その繰り返しが何度かあった。 その上司だったひとの文章を見…

明確なオフをつくる。 #286

・3月早々にコロナによるビザの関係で、インドに渡航できないことがわかった。とはゆえ、そのあとに予定したスリランカのチケットは取っているし、卒業旅行はしたいし…という傲慢ともいえる想いがあって、スリランカに向かった。 はじめは順調に観光していた…

メッセージは一度では伝わらない #285

・いや、毎日言っているようなことを、今日も言っている。口酸っぱくして、言う。そんなことは、きっと大事なことだ。 おばあちゃんが「牛乳をいっぱい飲みなさい」と、ずっと言ってくれたことを、今でも覚えている。それ以外は、なにもない。おばあちゃんが…

最適化できない状況を乗り越えてきた #284

・あるひとの「ことば」が、ずっしりきている。 新型コロナウイルス感染症の影響が、驚くほどある。そして、いろいろなひとが思いおもいに、文をしたためている。ぼくの上司だったひとが、こんなことを書いていた。〈自分に最適化されていくことが、心地よく…

アジアの「異空間」を愛している #283

いつもの日常ではない毎日が続いているけれど、それが日本だけではなくて、海の向こうでもそうだ。これほどまでに、ずっと「非日常」であることは久しくなかったし、たいていは場所を変えれば終わっていた。だからこそ「非日常」について、真剣に考える機会…

未来は、ぼくらの手の中だ。 #282

・カタカタと揺られながら、この日記のようなものを書いてます。 スリランカでの旅行を満喫しようと、躍起になっているかもしれない。いろいろな都市を、縦横無尽に訪問する予定だ。今日はというと、最北であるジェフナという街にやってきている。そこはガイ…

学生生活とアジア、ひと区切り。 #281

・いま僕はスリランカにおり、ひっそりと学生生活に別れを告げようとしている。 そういえば5年前に志望していた大学に合格し、はじめて語学留学のためにフィリピンに来た。それが、この3月である。それ以来、長期休暇を利用してはアジアを旅し、15か国くらい…

いまは当然のことを、ないがしろにしない #280

9年前に悲しいことが起こった日。さらなる悲劇を、新型肺炎で感じている。野球でいえば、春の選抜大会が初めて中止になった。オリンピックも開催されるか分からないと、本気で思うようになった。すると経済の停滞が加速する気がして、気持ちが焦る。少しずつ…

印象に残るちっぽけなこと。 #279

1ヶ月ぶりくらいか、仲の良い友だちに会った。彼は同い年だけれど、就職活動をしている。とはいえ、なかなか気合が入らずにいたみたいで「とりあえず会って就活の話をしよう」ということになった。だからといって僕にできることはほとんどなく、それ故に雑談…

たまにある「書きたい」という想いを素直にさせる #278

・ときどき「文章」にまつわることを書きたくなる。いわゆる文章術や、書くときの心構えなど。ライターとして記事を書いたこともあるし、文章術についてセミナーを開いたり、教えたりしたこともある。低いレベルだが、自分なりに勉強して理解を深めてきた。…

「教育者」と働いたことを思い出す。 #277

・自分がなりたい、と思えるひと。先日ひょんなことからテレビに映り、その反響で多くのひとから連絡をもらった。その流れで、上司だったあるひとから「暇なら、遊びにおいでよ」と言ってもらい、会うことになった。そのひとは、ぼくがフィリピンでインター…

格差社会を訴える映画 #276

・アカデミー賞やカンヌ映画祭などを通し、一躍有名となった映画がふと脳裏によぎった。その映画には「格差社会」に関するメッセージがあると言われている。具体的には「富裕層と貧困層はお互いに交らない世界にいる」ということ。たしかにメッセージにまつ…

「今」を真剣に生きた証が思い出になる。 #275

・コンサルティング業務に携わる以上、「長期的な目線」で物事を捉える機会が増えそうだ。大学生のときも経営戦略を専攻していたから、「10年後にはどうなるの?」と考えてたことはある。とはいえやはり、仕事柄の特性は、自分をその色に染めてしまうほど強…

歩いて「いかに健康であるか」を知る #274

・もう少しだけ、バックパック旅の話をしたいです。 ネパールで、チベット民族のキャンプがあるので行ってみようと思った。なんの気なしに歩き出したものの、とんでもなく遠くて驚いた。ヒマラヤ山脈に沿ってトレッキングしたときも、一つとなりの村まで行こ…

プライドの方向を考える #273

・「プライドなんていらない」という、メッセージを送り続けられた日々。そんなコトを思い出した。 それは、決して皮肉ではない。ぼくがフォリピンでインターンを始めた20歳のとき、教育をして下さった上司から与えられた。<バリューを出さない奴に、プライ…

自分なりの「深夜特急」 #272

・ネパール、バングラデシュ、シンガポールの三国での旅を終えた。どうしてバックパックをしよう、と思ったのか。そこには、やはり『深夜特急』という小説の存在がある。その本はバックパッカーからすると、言わずもがな、バイブル的な一冊だ。ぼくは「旅を…

伸ばしきったヒゲで、日本人と会うと恥ずかしくなる #271

・ビールを飲みながら、日記のようなものを書く。 バングラデシュからシンガポールに着いた。両国の違いに一つひとつ驚きながらも、シンガポール独自の良さを噛み締めている。ビールを飲めることだって、イスラム教の国であるバングラデシュでは望めなかった…