頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「With 理不尽」時代のための学生生活 #391

・地元に帰って、こんなことを思い出した。 高校生のとき所属していたテニス部では、入部からはじめの2ヶ月間「ランニングしかしない」という謎の伝統があった。ラケットには、触れてはいけない。ただ走り続けるだけの日々は、絶望だったなあ。テニスできる…

話を聞くときに感じる「どうでもよさ」は大切。 #390

・ねえねえ、話きいてよ!って、だれかが言った。ぼくは「うん、聞く!」って言ったよ。そのあとのやりとりで、ぼくはどう思ったんだろう。 地元に帰っている。それで、地元の友だちと会った。一緒にはたらく同期は、共通点が多いぶん、違うところに目がいく…

「ふつうである」というノンストレスな日々。 #389

・机の一面に引いた新聞紙と、焼肉。 「田舎やなあ」とポツリこぼれるほどの地元に、かけがえのない愛猫のミラ。ぼくはいま、実家にいる。突然、休暇がもらえたので帰ってきたけれど、ああ、ほんとうになつかしい。 なにも変わってない、といえば嘘になる。…

チームとしての成熟度 #388

結論から言うと、チームに"成熟度"という概念があるのなら、チームとしての成熟度はメンバー間でのMoreの総量によって決まる、とあるひとが言っていて納得した。Moreとは「もっと良くなるためのアドバイス」だ。ぼくの会社では、しばしばGood(よかったとこ…

まちがったことを「オッケー」にする愛嬌 #387

・サクッとさらっと、書きます。 今から20年前に、現・株式会社ほぼ日の代表である糸井重里(氏)と対談した、ダウンタウンの松本人志(氏)が放ったことば。 永ちゃんがあんだけね、あの、なんでしょう……、綿密な計算もたてつつ、あれだけのコンサートやっ…

向上心のない人間が、成長環境に飛び込むとキツめ #386

・ちょっとキツイです。 精神的に参っている、ということは全くないのですが、やっぱりとんでもないところに来てしまったなあと思います。というのも結論を言えば、まわりの成長意欲の高さにおどろいているのです。ぼくは「すげえなあ…」と、3メートルくらい…

「うまく伝えられない」というよろこびを胸に。 #385

・少し前のことだけど、一度、ここに書いたっけなあ。いま、この時期にまた思い出したので、また書きますね。 人生ではじめて仕事をしてから、少し経ったときでした。いつもどおり、汗くせとはたらいていると、突拍子もないことが起こったのです。その内容と…

アホになれんやつがほんまのアホ #384

・アホ(阿保)とバカ(馬鹿)。 前者は主に関西で使われ、後者は関東でなじみが深い。逆に常用されない地域で使うと、侮辱されたと相手は思う。たとえば関西人に「きみ、バカかよ」と言おうものなら喧嘩になる。ぼくは兵庫県生まれだけど、「バカ」と言われ…

悩むことを、否定してはいけない #383

・ちょっと前の日記のようなもので、こんなことを書いた。 むつかしく考えた先にある「答え」が素晴らしいのなら、むつかしく考えるのは良いことだ。しかしいつも「答え」はシンプルであり、結局のところ初めに戻ることばかりじゃないか。巷では、答えを出さ…

「けっきょくは物足りない」から表現したい。 #382

・ひとが「表現する」という行為について、その理由を考えてしまった。 たまたまSNSで流れてきた「めずらしく、広告の話。」という記事が気になった。そこでは、株式会社ほぼ日の糸井重里氏と、The Breakthrough Company GOという会社の三浦崇宏氏が「広告」…

過去の自分を許そうとしても #381

・粗末につきあった人から、返信が来ていた。 ぼくが大学3年生のときに、むかし仲良くしていたひとと、ひさしぶりに京都で会うことになった。そのひととは、すごく魅力的なひとだったけど、ささいなことで別れたのを覚えている。 京都で再会した日も、思い出…

カレーは寝かせたほうが美味しい #380

・カレーが寝かせたほうがいい、というのは誰が決めたのだろう。 江崎グリコの『カレーの科学|一晩ねかせたカレーは、なぜおいしい?』によれば、こうらしい。そもそも肉・野菜・香辛料に含まれる糖質やタンパク質、アミノ酸などの成分が微妙に絡みあうこと…

人としての器、人を許すといういうこと #379

・世の中にあるマジカルワードのひとつに「器(うつわ)」がある。 どんなに相手が腹を立てていても、「器がちっちゃいなあ」と思ったとたん惨めに思えてくる。たとえ、自分に非があったとしてもだ。逆の立場だとして、相手にどれだけ腹を立てていても「おま…

むつかしく考えた先にある「答え」は素晴らしいという理想 #378

・答えはいつもシンプルだ。 コロナウイルスが大流行していた頃は、「STAY AT HOME(ステイ アット ホーム)」ということばがスローガンのように使われた。それでも大流行する前は「自宅待機」という取り組みに対して、批判的なひともいたのは事実である。<…

人間の一生というのは、もう、食わず嫌いの連続だ。 #377

・ホントのことを言うと、きらわれる。 ひとは「違う」ということを、受け入れられない。それは「違う」ということを、受け入れようとするならば、自分を否定することになりかねないから。自分を否定することは、むつかしく、相手を否定することで自分を保っ…

違うから、人は人を想う。 #376

・目の前のひとが苦しんでいて、涙が出そうになった。それは苦しむひとの気持ちを感じて、というのではなく、どうすることもできない歯痒さによるものだ。そのひとが苦しんでいる、と知ったとしても、ぼくは決してそのひとになれない。そのひとの気持ちを推…

自己表現しているつもりが、できていないと気づいてイヤになる。 #375

・年賀状というのがあった。「あった」と表現すると、なくなってしまったようなのだが、実際にところ消えていく真っ只中だ。ぼくが最後に年賀状を書いたのは、高校生のときだと思う。そのときですらナアナアで、送ってくれたひとに返す程度のものになってい…

ナオキケーの立ち食いそばダイアリー

東京の立ち食いそばが大好き。 関西にいた頃、上京するときは決まって立ち食いそばを食べていました。朝早くに新宿バスタに到着してから、まずは「かめや」に向かう。「天ぷらそば」を食べた後、歌舞伎町にある風呂付きのネットカフェへ。それがルーティンで…

うまくいったときほど、「どうしてできたのか」を問いたい #374

・当たり前のことだけど、大切なことをメモしておく。 成長するということは、ひとえに「より良くなること」と言い換えられると思う。そんな「より良くなる」ためには、試行錯誤が欠かせない。ひとに限らずプロダクトだってそうで、悪かった部分を良くしたり…

やりたくないけど、大事なこと #373

・「やりたくないけど、大事なこと」ができる環境に身を置く。 ふと就職活動のことを思い出したときに、ぼくはどうしても「営業」という職種に就きたくなかった。というのも営業活動という行為にいやらしさを感じていて、好きにはなれない。「やりたくない」…

ていねいに「ホワイ・ユー・ナウ」 #372

・研修ではずっとテレアポ、いわゆる電話営業をしているけど、電話ごしに人を感化させるのは難しい。勧めるサービスに対し、「それ、いいですね」と言ってもらわなければならない。だから、いろいろと営業のノウハウをもらっては、電話ごしに試してみる。そ…

「大切なもの」をだいじに。 #371

・大切にしているものを、否定されたとき、どれだけ悲しいのだろう。 例えば「愛をもって接する」と心に決めたとする。人と関わるなかで「キミには愛がない」と言われたときに、どう思ってしまうだろうか。きっと、心にグサッとナイフが刺さるような感覚。自…

できるようになるよろこびが、いっぱいある。 #370

・サクッと、今の「できそこないの自分」について書く。 6月中は、研修をしています。世間で言うところの「テレアポ」をしているのですが、そのアポイントの獲得件数を、新人同士で競い合うことがあります。ぼくは、チームで最下位です。周りのみんなは、ス…

正論を「暴力でないもの」にするために #369

・「相手のため」を想っていても、相手に”想い”が伝わらないといけない。 『あなたの話はなぜ通じないのか』と言う本を書評した。その本によれば、どうすれば話が伝わるのか、という本質的な解決案に「メディア力を上げる」というのがある。 世の中のコミュ…

【書評】『あなたの話はなぜ通じないのか』想いを伝える本質は、論理と信頼だ

今回は社会人1年目の方に向けて『あなたの話はなぜ通じないのか』について書評したいと思います。所要時間は5分です。 こんなひとにオススメ ・周りの人に自分を分かってもらいたい・相手と信頼関係を築きたい・きちんと想いを伝えたい どの業界においても役…

あのひとは、じぶんとちがうなあ…。 #368

・優秀って、なんだろうか。 会社に入って、成果にコミットできるように努める。成果を残すための過程で、うまくいくいかない時期があり、そのときに周りと比べてしまう。<じぶんって、なんてダメなんだろう。><ç>「ひとと比べない」なんて口では言うも…

断片的なものを集める #367

・ばらばらで、まとまりのないものを。 飲み会のときに"コミュニケーション"をするとなると、まずテーマが存在していると思う。たとえば「疲れたね〜」という誰かの一言で、「疲れたこと」がテーマになる。「どれだけ、どんなふうに疲れたか」を話すことが求…

思い出さしてくれる匂い #366

・思い出の匂い。 フィリピンにやってきたときに、はじめて嗅いだ匂い。今でも忘れられなくて、ふとしたときに思い出す。なんとも言えない湿度とアスファルト、ゴミ、もろもろがフィリピンの匂いをつくっている。 一人暮らしをはじめて、自分宛の手紙やチラ…

コンサルタントへの道 #365

・区切りが良いので、書いてみる。 サクッと触れておくと、ブログを書きはじめて1年だ。書きはじめた「きっかけ」を未だに覚えていて、とかく不安だった。自分のことを優秀だと思わない、どこにでもいる大学生。とはいえ「コンサルタント」として働くことが…

チキンかあさん煮定食 #364

・大戸屋というのは、それ自体いつだってやさしい。まるで実家にいるようで、チェーンとは思えない。お米は五穀ご飯だし、ゴマシオだってタダである。お皿もかわいい。地下にある。いろんな要素があいまって、落ち着きを与えてくれる。「家庭の味とは違うけ…