頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

段階的なサクセスストーリー #268

昨日の話につづくように、こんなことを思い出した。 とある会社で、仕事がうまくいかず、悩んでいるひとがいた。どうしたらモチベーションを維持できるかを、「はたらく道」の専門家に相談したのである。専門家は、こう言った。<バッドストーリーばかり見な…

現状を肯定的に受容するか、イノベイティヴするか #267

ここにきて、どんどんと変わってきている。残念ながら、全国の学校が休校になりそうだし、就職活動の合同説明会も中止、ライブだって試験だって取りやめている。ぼくもあるはずった入社式が、自粛になるという連絡がきた。採用責任者の真剣な思考や、組織と…

ただ歩いただけ、歩いた #266

ネパールという国に迷い込んだ。今までの旅史上、もっともノープランで来ている。すると、疲れる。夜の8時くらいになると眠たくなって、もう布団に入ってしまう。 予定を立てなければ、その瞬間を思うがままに、考えずに過ごすことができる。そんなひともい…

「できる!!」という言語に対する姿勢 #265

・語学というのは、尽きることのない鍛錬が必要である。ぼくたち日本人は、母語である日本語をスラスラと話せるけれど、スラスラと話せたら良いってもんでもない。話の内容はおもしろいほうがいいし、端的にまとめられた長さのほうが良いとされている。つま…

自分の知っている限られた幸せ #264

・100人生きていれば、100通りの自己実現がある。自己実現が「幸せ」に繋がるとするなら、100人生きることは、100通りの幸せがあることを示す。似たような幸せもあるけれど、それぞれが異なっていて美しいと信じている。 アルバイトをしていた釣り公園でも、…

ベンジョンカンシュンガしゃあない #263

・意味のないことを、書きたくなった。そのときの自分は危険だ。まわりのことを気にしないので、「協調性」ということばが脳から消える。<協調するってのは、なんだか気遣いしてばかりで、自分の意見が消えていく気がするねえ。>そうなると、自分がしたい…

「伝える」を通して、知ってほしい自分をさらけ出す #262

・ふだん「言う」や「書く」ということをするとき、どこかしらに相手の存在を気にしている。ひとりごとや日記を除けば、ほとんどだろう。そして「伝える」という行為を通して、知ってほしい自分をさらけ出している。わかりやすいのはインスタグラムで、そこ…

ジャイアントキリングとは言わないけど #261

・<努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。>なんて、王貞治さんは言った。ひと握りの優れたひとたちを除けば、ぼくたちの「努力」は報われると限らない。M-1グランプリで優勝したミルクボーイのように、光のあ…

見切り発車の文章術 #260

・ぼくは、なにを書こうかなぁ、書くことないなぁと思ったときには、とりあえず印象に残っているコトでも書こうとする。しかし、そこから納得して、良いものが書けたと思えることは少ない。文章全体の雰囲気がなんとなく良かったり、思いの外、まとまりのあ…

劣等感からの個性 #259

・内定者というより、友だちのような存在。「内定者」、内定者、内定者!!さあ、どう思っただろう。たんに、友だちであるひとが、内定者のなかにいることを。ぼくはうれしく思う、ただひたすらに、そんなことを。 友だちになれるかどうか、というのは、すご…

起承転結の「起」 #258

・よくわからないことを書く。 週末に東京に向かったのは、友だちに会うためだった。友人のひとりが、仕事のかたわら趣味で劇団に入ったらしい。そして数ヶ月し「ミュージカルで主演をする」という知らせを聞いたものだから、居ても立ってもいられなくなった…

順応していこうぜ、ともだちよ! #257

さあ、今日もたくさん歩いた。東京にいると、ことさら歩くような気がする。どこにいってもイヤホンを外せば、標準語を話すひとたちの会話が聞こえる。これが、やっぱりおもしろい。仕事や恋愛の話をするのは、関西人もおなじ。だけど会話のテンポは、"東京の…

大阪が恋しいという感覚 #256

はじめて「生活する」という意識を持って、東京を見た。それは、何気ない風景に意味を与える。たとえば、スーパーマーケットや、自分の好きなカレー屋さんが、最寄駅の近くにあるか、なんてことを想像させる。それでも、どうしても自分が「東京に住む」とい…

自己嫌悪におちいるとき #255

・ふと、気づいてしまった。ぼくは、めんどくさいやつだ。めんどくさいやつは、こだわりがつよい。ぼくは「こだわりがつよい」から、めんどくさいのである。きっと、ぼくのことを知っているひとは「なにを今さら」と首を傾げていることだろう。 とはいえ、ぼ…

うまいより先に、大切なこと。 #254

・なにがあるだろう。劇団四季の公演をみた。ミュージカルを見るたびに、心が揺さぶられて、いろんな気持ちになる。そのあと振り返っていくと、「うまいなあ」と染みる。インターンで少し編集をかじってからも、わかる範囲内での「編集の上手さ」より先に「…

対象が自分に近すぎると、一歩が出ない #253

・〈デザイナーだから新しいポルシェを考えなければならないのだが、それは同時に古いポルシェのデザインを壊すことを意味する。僕にはそれが苦痛だった。デザイナーとして新しいものを作ることに抵抗感を覚えたのは初めてで、僕はその時「対象が自分に近す…

「がっかり」させないようにしているのだ。 #252

・モノを所有しないで、ずっとレンタルしてばっかりだったら、どうなるだろうと想像してみる。なんでも借りないといけない。今来ている服も、ご飯をよそうお皿も、ネットフリックスをみるパソコンも、ぜんぶ、借りることになるなら、きっとそれが当たり前に…

"その環境では"と意識して見る #251

少し気が早いけど、東京に持っていくものを想像する。身の回り品の一つひとつを、よーく見て、次の生活に必要かどうかを見定める。これは、遠足のおかし選びと似ているんじゃないかな。寝る前に考えては、ちょっとだけ楽しくなる。 考えると、必要なものが、…

待てない自分と待ちたい自分 #250

・この時期は毎年、よく待っているなあと思う。 最近、東京に引っ越すので、物件探しをしている。良さそうな物件を見つけると、仲介業者に、部屋の空き状況を確認してもらう。部屋が空いていれば、僕の勤め先や年収などを伝えて、審査をしてもらう。こんなふ…

大きいことを続けているひとなんて、見たことがない #249

・どうやったら続くのだろう。 読書、筋トレ、料理日記などなど。挫折しうるものは、たくさんある。「続ける」と言っていた”あの日の自分”に申し訳なくなったり、それか「これでいいんだ」と納得していたりする。なにかを続けるというのは、すごく尊いことな…

「こうありたい」や「こうありたくない」という想い #248

・ずっと前から言っているのは、ぼくには、たくさんのロールモデルがいる。ふつうロールモデルというのは「こうありたい」と思わせるひとを指す。だから「生き方」みたいな大きなことだけでなく、日常のささいなことでも「こうありたい」と思わせるひとはロ…

印象エトセトラ #247

・ひとの印象はすごく適当で、あてもなく「こういうものだ」と決めつけていることが多い。だからよく話をする前と、後でひとの印象が変わることがある。免許合宿でも、遠くから僕を見る目つきで「ひねくれたやつなんだな」とか「人見知りなんだろうな」と、…

東京ではたらく #246

東京で働くことが決まり、物件探しが忙しい。勤務先から近いほうがいいとか、トイレとお風呂は別々とか、条件を絞るとほとんどない。それでも数少ない物件を見つけては、空き状況を確認する。同じような条件で探すひとが多いらしく、どんどん部屋は埋まる。…

「いじられるのに、尊敬されるひと」になってみたい。 #245

・「自分が後輩である」ことがなくなっていく。それは4月に社会人になっても、同じだ。いつのまにか、まわりが後輩になる。その繰り返し。 2週間ほどの、免許合宿が終わった。明後日には、本免許の学科試験を受けに行く。これからのドライブでは、運転席から…

友だちができた、2週間の軌跡 #244

オセロの色が、黒から白にどんどん変わっていく。そんなふうに、免許合宿では友だちができた。はじめは距離があり、「感じの悪い」ように見えたひともいる。それが、ほんとうに、ひょんなことで変わった。おそらく、まわりの友だちも、おんなじように思って…

歩いて、歩いて、あるく。 #243

ぼくは、なんだか散歩が好きだ。すごくシンプルな「歩く」という行為である。ただ歩くだけかといえば、感じて、考えている。散歩では、周りをキョロキョロするし、自分の心をゆっくりと見つめ直す。それがたまらなくなって、今日もふと時間を見つけては、散…

なぜ、ネパールに行くのか。 #242

ネパールに行く。そう決めて、数日が経った。なぜ、ネパールなのか。「最貧国」のようすを知りたいから?、「バックパッカーの聖地」の一つだから?いいや、ぼくは「山に登る」から、ネパールに行くと決めた。 3月の頭から終わりにかけて、友だちと卒業旅行…

すごさが分からないという褒め言葉。 #241

・「すごさ」というのは、ことばに表しにくい。あったかい、おいしい、きれい、よりもずっと抽象的で、感性を揺らすようなことばだ。だからこそ、こんなふうに言われたらどうだろう。<正直わたし、○○さんのなにがすごいのか、よくわからないんですよ。>き…