頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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「やさしい、つよい、おもしろい」 #54

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ふとバラエティを見ていたら、
ジャグリング芸を披露する、お笑い芸人たち。
未経験者がほとんどだったけど、練習を重ね、
見応えのあるパフォーマンスしていた。

ひとことで言えば、すごい。

僕はその芸をみたときに
「おもしろいなあ」
と、脳がシュワシュワしているのを感じた。

でもね、この「おもしろい」を魅せるためには、
「やさしい」と「つよい」が必要だったんだよ。

***

「やさしい、つよい、おもしろい」
この3つはどれも大事だけど、
目指すべきは「おもしろい」。

「やさしい」というのは
”ひと”としての大前提。
「やさしくないひと」とは一緒にいたくないから。
仕事でも、遊びでも「やさしいかどうか」
というのは、根本的に求められる気がしている。

「つよい」というのは、
何かを成し遂げようとするときに必要になる。
ひとが”生きる”ための大前提。
「やさしい」だけじゃあ越えられない壁を、乗り越えたい。
そのためには「我慢」「ふんばる」「耐える」、
そのようなことが求められる。
総じて言えば「つよい」が必要だということだ。

「おもしろい」はどうか。
人によっては「おもしろくなくてもいいんだ」
と言うひとがいるかもしれない。
ただ、ひとが”活きる”ためには大前提、必要であってほしい。

実際、多くのひとにとって「おもしろい」ことが、
お金を稼ぐ手段であり、払う意味になっているように。
ひとが活き活きとするために「おもしろいこと」は必要なのさ。
今日、脳がシュワシュワしたジャグリング芸。
ああいうショーをみる時間は、
やっぱり必要で、
あんなふうに「おもしろい」を与えられるひとになりたい。

ただ、おもしろいことをしようと思っても、
1人じゃあできないかもしれない。
いいや、多くの人と関わるほうが、よりおもしろくなる。
そうなると、人としての「やさしい」が改めて大事だな。

それに、おもしろいことをするのは
そう簡単じゃない。
だから「やさしい」だけじゃあ超えられない壁を、
乗り越える「つよい」も必要だ。

こう考えれば、
「おもしろい」というのは
「やさしい」と「つよい」
両方があってこそとも取れるんじゃないか。

もし子どもが生まれたら
「おもしろくなろうね」と言ってみよう。

 

今日も「頭サビ9割」にきてくださって、ありがとうございました。
吉本の問題が、早くなくなればいいのになあ。