頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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「伝えいたこと」があるから #90

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そもそも、どうして文章を書くのかな。
思うに、文章を書く意義は2つある。
  • 考えをまとめるため
  • 伝えたいことまで道のりを示すため

「考えをまとめるため」という意義は
文章を書く作業を通して、
頭の中を整理し再構築できるから。
文字に起こす行為は、
目に見えない”考え”を顕在化させる行為である。

よく「考えてから書きなさい」と言われるけれど、
「考えるために書きなさい」ということのほうが、
より根本的なアドバイスかもしれない
 
「伝えたいことまでの道のりを示すため」というのは、
おそらく当たり前ように
文章に求めている意義だ。
 
例えばiphone XのPR記事を執筆するとして、
伝えたいことは何だろう。
「i phone Xが今までにないスマートフォンである」
「i phone Xが爆発的に売れている」
 
「i phone Xはすごい!」とだけ伝えても、
読者にそのすごさは伝わらない。
なにか伝えたいとき、
読者を納得させるには、
裏付ける”根拠”が必要になる。
 
文章を書く意義は、伝えたいことに対し
「事実かつ具体的な根拠を”長々と”書けること」と言えるだろう

言い換えれば
「伝えたいことまでの道のりを十分に示すこと」
に意義がある。
 
ーー伝えたいことがあったら、文章を書かなくても、話せばいいじゃないか。
 
 こんなことを言う人が、いるかもしれない。
 たしかに話すことで、自分の想いを伝えられる。
それでも他のコミュニケーション(会話、映像)と比べ、
伝える面は文章は優れている。
 
会話だと、
自分のビジュアルや、言葉遣い、声のトーン。
いろんなことに気を配る。
それに発言のやり直しを行いづらいけれど、
一方で、書くことはどうか。

文章で気を配るのが文字のみで、書き直せ、
途中で相手に遮られることがない。
好きな思いを「I Love You」と書けば、
正確にその愛が伝わってしまう。 
 
伝えたいことがあるとき。
それを誰かに理解してもらいたければ、文章を書く行為は有効だと思った。
 
みんなが苦手とする文章だからこそ、書きたい。
 
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
頭を使わずに、文字が踊る。
そんな文章には意義がある。