頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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自分のプロになる #178

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ほんっとうに
フラットな関係の友だち。
そいつの就職活動を
サポートしている。
正直そいつが
どんな企業に行こうとも、
就活に満足したり、
しなかったりしても
どうでも良くて、
ただ健康でいてくれればいい、友だち。

そいつは最近、
自己分析というのを初めて
僕にもいろいろ聞いてくる。

”お前はさー、出会ってもう
8年くらい経つわけやんー。
俺って、どんなふうに見えとんー。”

そうやって質問されて気づく。
どれだけ仲良くても
「どんなやつか」を
ことばにするのは
むつかしいものだ。

他者からだけでなく、
当事者のそいつ自身も
ジブンのことが分からない。

無意識のほうは
簡単にできているものの、
ことばでの説明が
うまくできないことって、
たくさんある。

「自分とはだれか」というのを、
分かっているつもりなのは
無意識レベルであって、
意識レベルではない。

ただ”自己分析”という機会を通し、
自分の良いところ、悪いところ、
武器、原石、才能、価値観。
あらゆる側面から見つめ、
意識レベルで
「自分とはだれか」を理解する。
そしたら、自己分析が終わる頃には、
”自分のプロ”になってるんじゃないか。

***

無意識的に分かっていることを、
意識的に分かるくらい考えたり、
経験したりしたひとを
プロと言ってみたい。

”自分のプロ”になると、
武器が活かしやすくなるし、
ちょっぴり自分のことが
好きになって、自信もつく。

留意するべきは
時間がかかる、ということ。
しかし分かるためには、
かけたほうがいいと思った。

自己分析を「就職活動」という
キャリアの"点"で捉えずに、
"線"とみなせるよう
なったらいいな。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
新規事業とか、イノベーションとか、注目業界とか。
まわりの人の潜在的な思考がおもしろい。