頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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野心を持った生き方 #206

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「野心的なひと」と聞けば、あまり良い印象を抱かないかもしれない。

野心とはなにか。直木賞を受賞したこともあるエッセイストの林真理子さんは、著書中で次のように述べている。

野心とは、「もっと価値のある人間になりたい」と願う、とても健全で真っ直ぐな心のこと。

価値のある人間になるためには、野心があるほうが、良いと。もちろん、なくても価値のある人間になれる。ただ1つの手段として。

ただそれだけではなく、彼女は「努力も必要である」と言った。

野心を持ち努力した人間だけが、知る幸福がある。その幸福を知ると、もう野心のない自分には戻れないかもしれない。それだけ、進んだ先の世界が綺麗だから。

人生において、仕事というのは野心を持って取り組むために、もってこいである。仕事では嫌なことがあっても、我慢して、他者との折り合いをつけながら自己主張しなければならない。そんな”仕事”は「価値のある人間に成長する機会」として、何ものにも変えられない。

***

野心について、いろいろ考えた。イメージだけだとトゲのついたバラのような存在だった。でも本当は、もっと安らいだものである気がする。

野心のある生き方も、良いんじゃないか。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。