頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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いい意味で、どうでもいい #226

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・昨日は、ひとりの大学生として、ゼミ活動の打ち上げに参加した。2年間の"共同生活"が終わったということ。好き嫌いに関わらず、強制的に、すごさないといけない時間が2年間もあった。それは、面白いことだと思う。

ゼミが始まったばかりの頃は、けっこうやりずらかった。休学した結果、周りは1つ年下になる。どうしても、なじめなくて、それでもなじもうともできなかった。そんなとき、飲み会で僕のことを批判したひといた。その批判を、批判したこともあった。今思うと、単純に合わないし、合わせようともしないから起こった当然の出来事だった。

ほんとに、人生の中で最もアウェーな環境だったと思う。コミュニティに求めるものが違うにも関わらず、一緒にいないといけない。やめればよかったんだけど、やめるほどの"種"でもなかった。それでも時間が経つにつれて、仲良くなったと思えるのは、余計な興味を持たなくなったからだ。ひとのことを批判してしまうのは、そのひとが視野にいるから。気に食わないところが見えてしまうと、モヤモヤして、言葉にもしたくなる。もし明日、地球がなくなるのなら、そのひとなんてどうでもいい。批判する気にも、ならないもんね。

僕は必要に興味を持たなくなって、ゼミのみんなが視野に入りずらくなった。それが結果的に、悪いところを見えなくさせ、関係を良くしたのだと思う。自分に興味が無いひとに、特別な興味を抱くべきではないし、特別な好意なんてもってのほかだ。いい意味で、どうでもいい関係になる。そのようなことを学べたのは、そのゼミに入った1番の収穫かもしれない。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。