頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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友だちができた、2週間の軌跡 #244

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オセロの色が、黒から白にどんどん変わっていく。そんなふうに、免許合宿では友だちができた。はじめは距離があり、「感じの悪い」ように見えたひともいる。それが、ほんとうに、ひょんなことで変わった。おそらく、まわりの友だちも、おんなじように思ってるんじゃないか。ホームとアウェイは、ふと気づくと変わっている。

この2週間を振り返ると、どうしても具合の悪いことが多かったから。ひとりで来ている、怪しいロン毛のおとこ。そんな印象であることを自ら選んで、まわりと距離ができた。自らの決定でロン毛にしているし、怪しいのだから、文句は言わない。にもかかわらず、話しかけてくれた、たくさんの人たち。オシャレなふたり、サッカー部の高校生連中や、女子大生のみんな、ラグビー部の大学生の方々。おんなじように、ひとりで来ていた、4回生のあのひとも忘れちゃいけないな。

「また出会いたい」と思ったのは、いつぶりだろうか。フィリピンでは感じなかった、というのは、ほんとうに出会えるか分からないからこそ、かもしれない。間違いなく、フィリピンの留学先で出会う人よりも、不確実性の高いひとたちと友だちになった。この際「友だち」の定義なんて言わないから、ただ「友だち」だと思いたい、ひとたちと会ったのだ。

2週間前には、想像していなかった今がある。その今を創ったのは、車を運転できるようになった僕ではなく、そんな僕の周りにいる友だちだぜ。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。