頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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"その環境では"と意識して見る #251

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少し気が早いけど、東京に持っていくものを想像する。身の回り品の一つひとつを、よーく見て、次の生活に必要かどうかを見定める。これは、遠足のおかし選びと似ているんじゃないかな。寝る前に考えては、ちょっとだけ楽しくなる。

考えると、必要なものが、めったにないと思える。たくさんある洋服も、5着もあれば十分だ。電子レンジもトースターも、ベッドも、お菓子も。実家にはあるけど、はたして次の生活にいるの?新たな生活を始めるときは、環境の整理が行われ、その際に多くの別れがあるものだ。

それに都市部での新生活では「家の中になくても、差し支えない」つまり外部化が起こりやすい。近くにコンビニがあれば、ヒエヒエのドリンクが手に入れられるし、あつあつのラーメンだって食べられる。冷蔵庫も鍋も、持っておく必要がない。

「必要ない」というのを、"その環境では"と強く意識できれば、取捨選択が容易になる気がする。これは、ミニマリストの基本なのかもしれない。けっして、ひたすらに量を減らすのではなく、その環境で、必要かどうかを丁寧に見る。ぼくは東京で、そんな削ぎ取ったものたちとすごす。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。