頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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大阪が恋しいという感覚 #256

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はじめて「生活する」という意識を持って、東京を見た。それは、何気ない風景に意味を与える。たとえば、スーパーマーケットや、自分の好きなカレー屋さんが、最寄駅の近くにあるか、なんてことを想像させる。それでも、どうしても自分が「東京に住む」というイメージができない。

なぜだろう、そう考えてみると、東京と対立して、大阪の存在があった。けっして言っておくと、ぼくは兵庫県生まれである。高校まで、兵庫県の田舎で育ったのだ。ただし大学生になって、大阪で一人暮らしをしはじめ、4年間のうちに「大阪」という都市に惚れ込んでいたのだ。

やすうまのグルメ、おもしろいひと、かんたんな交通網。これだけが揃っているだけで、住み良い街になる。いや、本質的にこれらが揃っていてほしい。そう思えるのは、大阪に住んだからこそだ。日本において、東京と比べられる唯一の街が、大阪じゃないだろうか。それで、ひいきするせいで、なかなか東京をポジティブに見れない。逆にいえば、いつか「住めば都」だと、東京で思えるようになりたいなあ。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。