頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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不幸せ自慢は、おもしろく。 #304

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・「コロナ疲れ」と、検索してみてください。新型コロナウイルス感染症への対応によって、心身ともに疲労感を覚える方が増えています。大規模イベントや行事の中止、リモートワーク、連日の不安を煽りかねない報道は誰もが未経験のはずです。それに4月になってなお、マスクの着用が義務化されたような状態も珍しいでしょう。息苦しいのはもちろん、最低限の外出のなかで誰かとやりとりするとき、表情が読み取れないコミュニケーションはストレスになります。

「コロナ疲れ」の原因は複合的で、上記だけが全てではありません。これから気をつけたいなあと思うのは、一連の出来事の中で生じた「不幸せエピソード」を話してしまうことです。たとえば「仕事や留学ができなくなって、日本に帰国せざるをえなくなった。」ということがあったとします。それを、こちらが聞いてもいないのに「やれ、仕事ない」や「あー、最悪だ」などと言いながら話されると、疲れるだろうと思います。

非常事態宣言の発令が目前まで来ている状況で、被害を受けずに過ごしているひとはいません。「わたしだって、嫌な思いをしているんだ」と、みなが思うフェーズだからこそ不幸せ自慢を控えたいものです。糸井重里さんは「負け惜しみは、おもしろく」と言いましたが。同じように「不幸せ自慢は、おもしろく」する。それが最低限のマナーであり、できないなら控えたいものです。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。