頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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なんら変わりない1日に「あなた」を祝えること。 #340

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むかしから母の日になると、父と兄の3人で近所の花屋さんに行った。そうして花を買って、ついでにケーキも用意して「母の日」を祝う。母の日というのは、そんなものだと思っていて、今年も花を贈った。あいにく東京で働いているため、兵庫にいる母に会って祝えない。これからもそうかもしれないが、想いを込めて祝うことに価値がある。

よく考えてみると、「母の日」はすばらしい。その日に母が何かをしたわけではない。それでも母は祝ってもらえる、それは父の日も、誕生日だって同じだ。一つの区切りとして、それまでの苦労をねぎらったり「これからもよろしく」という想いが「祝福」というカタチになる。

基本的に褒めたり、祝ったりするという祝福は「本当に頑張ったとき」生まれるもので、ふだんの生活で頻繁には起こらない。だからこそ、なんら変わりない1日に「あなた」を祝えること。それがすばらしい。そして、そんなことがシステム的に成り立つ、平和な環境で生まれてよかったと思う。

誕生日に関して、あれは年齢を重ねられたことを祝うのではなく「あなた」という存在への感謝を込めて、無条件に祝福しよう。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。お誕生日、おめでとう。