しばしばある、欲のかたまり #457

・社会に見られる、しばしばある欲のかたまりが受け入れられるための配慮が好きだ。

言ってしまえば、朝食バイキング、というのは欲のかたまりだ。もちろん和食もあれば、洋食もある。中華だってある。パンを食べながら、味噌汁を飲むことだってできる。自分が好きなものだけを、自分がしてみたかったふうに食べることができるのだ。

人間の欲が「かたまり」として存在している場所は、考えてみると意外と多い。カラオケは歌いたい欲求のかたまりだし、テーマパークは遊びたい欲求のかたまりだよね。その場にいて、自分の思うがままに、好きなものを選べる。

だからこそ、と言ってみれば、思うがままに選べるこそ「配慮」が必要だ。自由であるときの、社会への配慮。言葉が大きくなったけど、ほんとうにそうなのだと思う。誰かが自由にしている日向の裏には、気を遣っている影がある。

朝食バイキングだって、いくら納豆が好きだからって、そこにある納豆を全て持っていってはいけない。そんなふうに、みんな欲を出しつつも、社会では配慮する。それって社会人として当たり前なのだが、そんな配慮ができるひとが好きだ。また、当たり前である社会も好きだ。

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。気持ちよく寝ます。