人をみるときに意識したいもの #492

ぼくたちは、ぼくたちの社会は「役職」というもので、人の価値をある程度判断するようになっている。けれど、ほんとうに人の価値を判断するものではない。やっぱり、役職だけでは判断できない「人の良さ」があるよな。例えば「平社員」でも、リーダーより素敵な価値観を持っている人がいる。「リーダー」であってもマネージャーより素敵な部分があると思うんです。

考えれば、当たり前だよなあ。けれども、日常生活では「役職」というのに左右されている。それは、役職の低い人だけでなく、高い人も左右されているんだよ。「マネージャーだから」とか「リーダーなのに」と言われてる。人の本質と、役職が一致したら良いのにね。そうとは限らないから、困ってしまう。しかしそれは制度が悪いのであって、役職による「人自体」が悪いのではないと思う。

たしかに役職というのが、そのひとのパワーを表すことが多いけれど、それに信じきってしまわない。特に若い役職ーー「一般社員」という括りでも大差ある。ピンからキリまで、スキルだけでなく物事への姿勢まで考えて、その人の価値や実力を判断したい。そうすると、若手への捉え方が大きく変わる気がする。一般的に、もっと柔軟な世界になる気がする。

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。