生まれてきてからの罪 #536
記憶にございません、と謝る国会議員。
そのひとの気持ちが分かったり、分からなかったり。記憶をなくす、というのは責任回避の技になる。「事実」としてイケないことをしたのなら、責任を取らないといけない。だけど記憶にないなら、責任を取りきれない。
「記憶にない」というように、できる限り使わないでおきたいことば。ほかには「わたしは知らない」とか「関係ない」というように、他責にしてしまうことばである。自責で捉えられるようになったら、世界が変わるんだろうなあ。
許してください、自分の罪を償う必要がある。生まれながらにしての罪だけでなく、生まれてきてからの罪も。
今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。