頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

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社会と、そこに属する個人

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「普通がいい」という病。

私たちはみんな、ほかの人とは違う「角」を持って生まれてきました。「角」とは、自分が自分であることのシンボルであり、自分が生まれ持った宝、つまり生来の資質のことです。

もう絶版になったような、むかしの本にこんなことが書かれていた。ひとはみな「角」が生えている。それは、アイデンティそのものであると。他者からすると、その「角」はとても目立つので、気になって仕方がない。ひとは子供のときから気になると、そのポジティブな想いをマイナスのかたちで出してしまう。好きな子をからかうように、角をみると「いけずなこと」をしてしまうのだ。

「いけずなこと」が繰り返されるうちに、ひとは「角」が邪魔のように思えてくる。「この角があるから、生きづらいんだ」って、思うらしいよ。みなさんも、そう感じたことありません?しかし、その角の本質は「アイデンティ」であり、そのひとらしさである。だから角を隠そうとしたり、無くそうとしたりする行動は、自分らしさを失わせる。

社会を形成すること。そのためにはルールが必要であるように、角を出し続けるのではなく、場に応じて隠すような姿勢も同じく大事だと思うんだよね。しかし、必要以上に角を隠したり無くしたりする。そうすると社会に個人が飲まれるっていうか、単純にひとが生きていて楽しくない。社会をつくる側になるときに、そういう個人が生まれないようにしてほしい。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。みんなだよ。