頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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おれたちサラリーマン

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もう、ずっと前の話だな。ぼくがサラリーマンという概念を知ったのは、とあるドラマがきっかけだった。※サラリーマンというのは、今でいうビジネスパーソンのことです。

親が警察官だったからか、「サラリー(給料)を稼ぐ」ということに馴染みがなかったのだとおもう。そんなとき『踊る大捜査線』を見て詳しく知った。サラリーマンというのには「変えられない上下関係」が存在しているらしい。たとえば会社の社長さんを筆頭に、お偉いさんがたくさんいらっしゃる。そんな偉いひとに対し、サラリーマンは葛藤せざるを得ないのだと。

「現場VS会議室」「所轄VS本店」「メンバーVSマネージャー」。いつのまにか自分もサラリーマンになって、実感をもっておもう。きっとお父さんたちも、警察ながらにサラリーマンだったんだなあって。やはり組織である以上、管理する側と管理される側の壁は存在する。そして対立は起こってしまうのだ。わかりやすく言えば、上司と部下。仕事をするうえでの視界が違うことで、考え方に隔たりができ、意思疎通がとれない。

両者間の壁は、擦り切れるほどに薄くなったとしても、決してなくなることはないのだとおもう。それは交わりを求めても、決して交わらないような水と油なのだ。きっと出世をする部下は、そのことをよく理解している。それでお互いを「違うモノ」とし、自分に求められた役割を全うできる。その際に自分の気持ちを出すことなく、上司が期待するがままのアウトプットを出すとおもった。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。自然に戻りたい。