頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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方言の強さ

Eat, Takoyaki, Culture, Food, Asia, Japanese

方言があってよかった。そんなことを東京に来ておもう。いわば、会話における差別性なのだ。東京だと、当然みんな関東弁を話すね。いつのまにかなれそうになるけれど、よく聞くとおもしろい。そんなふうに、東京のひとたちは関西弁を聞いて思っているだろう。

こんなことがある。ちょっと強引なことをしてほしいとき、強めの関西弁を使う。すると、だいたい話がとおる。たとえば「めっちゃ、そば食べたいから、〜行こうや」みたいな感じで、声もいつもよりダミ声にする。そうすると関西弁に気がいくのか、大事な部分である内容がスルーされ「いいよ」と賛同を得やすい。

人の心を動かすとき、その言葉の強さを作るのは「メッセージ性」と「方言性」だと言えるかもしれない。これは完全に持論だが、方言の強さも言葉をつくる。「やっぱすっきゃねん」という告白も、関西人からしたら普通でさえ、ほかの人からしたらインパクトがある。同じように、「好いとーよ」と言われたらキュンとくる。

方言があってよかった。そんなことを思うのは、東京に来たからだ。その差別性をふんだんに味わうんやで。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。眠いんやで。。。