頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

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感情のやるせないうねり

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・たとえば、こころにぽっかりと穴が空くようなこと。

本来だと自分とは別の部分が、ある日ひとつになって、自分のからだの一部のようになる。でもそれも早かれ遅かれ離れてしまって、元の姿になる。自分が感じていた「あの存在」を失ってしまったこと。それがどうしてもやるせなくて、感情のうねりをうむ。

失恋をしてしまったという友だち。その友だちにとっての「彼」。それは、どれほど近い存在だったのだろう。

こころにぽっかりと穴が空くように、一部を失った感覚を抱いたとき。そんなときには時間ぐすりしかないとおもう。時間が解決すること、シンプルなことだから悲しくなる。

けれど、その過ぎゆく時間を早めることもできる。友だちという存在や、家族という存在と過ごせば、ひとりで過ごすよりうんと早い。パートナーと思えるような存在なら、なおさら早い。時間とは決して等間隔的に進むわけではなく、倍速で進めることだってできる。

感情のやるせないうねり。きっと友だちや家族と笑顔のある時間を過ごしていれば、ゆっくりと解かれていく。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。酩酊。