頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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あなたがする必要はあるの? #25

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就職活動では、内定を承諾した会社の選考を受けていたとき、
あのときが、1番苦しかった。
とんとん拍子に、社長との面接の日程が決まり、
「このまま、ぼくはこの会社に内定するんだろうなあ」
と楽観的に捉えていた時期がある。
 
でも、就職活動って、神様が糸を引いているように、
そう簡単には、上手くはいかないものだ。
ある社員さんと面談したとき、
意外なほど、厳しいフィードバックを受けた。
「きみは、この会社じゃない気がする」
と、言われてしまい、
苦しいでは言いあらわせなかったな。
 
なぜ、僕のことばが響かなかったのか、
今思うと、上司からの質問
「あなたがする必要はあるの?」
に答えられていなかったからだと思う。
 
***
最近、大学のゼミが再開し、
冷房の効いた教室で、一人ひとり
卒業論文の構想を発表している。
「わたしは、〇〇企業のマーケティング戦略について、研究したいと思います」
研究背景からはじまり、社会現象、先行研究の概要など、
それっぽい感じで話をしているんだけど、
「あなたがする必要があるか」が、教授や他のゼミ生に伝わっていない気がする。
もちろん、ぼくも含めて。
 
おそらく、今の時代は、
合理性が追求されつつあり、
「自分ができること(Can)」に重きが置かれている。
 
ほんとうに「したい」わけでもないのに
「できること」を「したいこと」だと思って生きる。
あなた以外ができることを、わざわざ「あなた」がするのって、
もったいない。
人生、1度キリじゃ、なかったけ!?
 
あらためて
「自分だから、すべきこと(Must)」
を見つけてみようじゃないか。
そんなとき、
「あなたがする必要はあるの?」
と問いかけてみる。
 
「わたしが、する必要があると思っているから、絶対にしたい!」
 
そう思えれば
「自分だから、すべきこと(Must)」だし、
それは、ほんとうに「したいこと」を見つけられたね。

ほんとうに「したいこと」を見つけたときは、うれしいよ。
なぜなら、
「自分が心からしたいことをすれば、自分が楽しい」
とみんな知ってるからだ。
 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございます。
やっと週末、どこに遊びに出かけようか。