頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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分かられてたまらない? #82

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「あなたはどんなひとですか?」
と聞いてこられたので、
僕は本当のことを打ち明けたけど、
違うかった。僕はそうじゃない。

なぜだ?という気持ちを膨らませながら
仕方ない
僕たちは”違う”から、
知ろうとするのは良いけれど、
分かろうとするのはイケないことだ。

目を閉じて、
息をする。
僕は「あなたがいること」を感じ、
あなたは「僕がいること」を感じるだろう。
そう、僕たちはそこにいる。
それだけでしかなく、
それ以上じゃない。

***

小学生のとき、
学校に向かうまえ確認した
僕の運勢。
1日1回、どう過ごせるかが気になった。

そんな僕も、大人になり、
ふとしたときに
”流行りの占い”をしてみるけれど、
「うーん、違う」
僕のことを、分かったようなカンジが気持ち悪くて
好きじゃなくなった。

「分かられてたまるか!」と思うこともあるよ。
やっぱり自分のことすら
よく分からないニンゲンが、
誰かのことを「分かった」と思うのは
傲慢かもしれないよなあ。
他者として客観的に見てるから「分かる」
というのは、違う。
「知っている」ということには
なるだろうけどね。

だからかなあ、占いをするたびに
「これで最後だなあ」と思う。
ああ、分かられてたまらないよ。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
なんか、後味が悪い文章だから、
ごまかして言ってみる
タコ・ライス。