ピーターパンじゃない #108

こうして東南アジアを周遊しているのは、なぜだろう。
それは僕が「面白いこと」をしておきたいと
思ったからで、
誰かに「周遊しろ」と言われたわけではない。

もうすぐ夏休みが終わり
大学生活に戻るわけだが、
僕がどの講義を受けるのかを、誰が決めるのか。
もちろん、僕自身で履修を行うことになる。

時が過ぎ、愛する人を見つけたとして、
僕ともう一人の合意があれば、
ふたりは結婚できるのだ。

＊＊＊

流れゆく時とともに、
僕たちは子どもから大人になる。
そして前に述べたような、
自ら選ぶ機会が増えていく。

この「選ぶ」という行為は、
自分自身から”同意”を得た上なので、責任を追う必要がある。
例えば、結婚したとたん
相手がズボラで飲んだくれだったとしても、
そのひとと「結婚する」と決めた
自分が責任を持たなければならない。

「選ぶ」という行為において、
自分の責任を回避し、
人のせいにするひとをたくさん見た。
意外と立派そうな服を着ている
社会人に多い、という悲しさ。

大人であり続けるためには、
この責任を負い続けなければならない。
誰だって苦労や厄介を引き受けたくないものの、
大人であるから、責務を全うする。
もしできないのであれば、あなたはピーターパン。
ネバーランドに帰りましょう。

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
好きなひとたちは、ピーターパンじゃない。