頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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「うわさ」ベース #155

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インターンを終えた頃から
いろんなことがあって
(実際にはまだ続いているけど)、
人知れず苦労するひとたちが
たくさんいると聞く。

「なにが起きているのか」
についてSNSでは、
たくさん「うわさ」が流れていた。
ただ時間が経つにつれて
嘘なんじゃないか?と感じるものも、
聞くようになる。

ネットの「うわさ」というのは、
驚くもので、
文章が上手いひとが
それっぽく書くと、
ほんとうのように思えてしまう。

僕はちょっと前に
SNSはバラエティ」と言った。
「事実」は編集されると
ひとりの「意見」として
カタチを変える。

「こうしたほうが
自分の伝えたいこと伝わる」
という恣意性のかたまりが、
事実を隠してしまうのだ。

今回もそういう編集によって
「うわさ」のほとんどが
事実から意見ベースに、
変わっていたなあ。

にも関わらず、
決して当人から
話を聞こうとせずに
SNSから切り取られた情報、
つまり「うわさ」だけを見て
事態を伺うひとたちが
たくさんいた。

その様子たるや、
「それは事実ではないんだけど」
と思ってしまうことを
事実だと思い込んだまま
見守っている感じがして、
少しアホだなあと思ってしまったのです。

***

情報社会の礎とも言える
SNSはすごく便利である一方で、
SNSに頼りっぱなしの姿勢を
周りに惜しげも無く、
見せるひとたちの
信頼は落ちる。

SNSで情報収集するとき、
情報の収集量こそ増えていても、
思考がストップしていないだろうか。
どの情報が信頼できるかを分別し、
その情報に対し自分はどう思うか?

SNSは”見る”だけじゃあ、いけない。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
明日はコーヒー飲みたい。