頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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ガクチカ #167

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「学生時代に頑張ったことは?」
いわゆるガクチカ
就職活動で聞かれないことがない。
だからこそ対策で
いろんなことが
アドバイスされる。

上手くいかなかった点を
どのようにして乗り越え、
成果を出したかを伝えよう。

しかしそのような
アドバイスを踏まえ、
考えれば考えるほど、
またほかの人の
ガクチカを比べるほど、
脚色が鮮やかになりすぎる。
先ほどの「上手くいかなかった」
というところも、
表現が激しくなり、
挫折したかのように言ってしまう。
ただ上手くいかなくて、
"頭を抱えたほど"なのに。

就活を終え振り返ると、
そのときに
「挫折したんです!」
と言っているサマは
売れない役者みたいで、
しかも必死に演じているし、
少しおかしく思えるものだ。

共感されない状況が
挫折を生む。
同じようなことを
経験しているひとが、
まわりにいなかったり、
弱音を吐けるようなひとが、
まわりにいなかったり。
そうして生まれる孤独、
1人で立ち向かうしかないけど、
1人じゃむつかしすぎる課題。
そのような状況が挫折感を抱かせる。

そもそも孤独を感じるのは
ふつうに過ごせば
なかなかないから、
「挫折した!」と決めつけて
話をしている姿が、
こっけいに思えるんだな。

ガクチカと挫折を結びつけるのは
安易にしないほうがいい、
というナオキケーからの
アドバイスでした。


今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。

ガクチカ」を考えれば
自己理解が深まるけど、
就活だけじゃなく
周りに自分を
知ってもらうときにも役立つ。
そう思うと
就活で聞かれること全般、
ちゃんと考えていて
損はないよねー。