頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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エッセイな1年 #194

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いろんな本を
読んだ気がする。
記憶に残っているものは、少ない。
購入しても、
おもしろくないものは
捨ててしまう。
だから、今こうして
本棚を見てみると、
あまりにも少ない本の数に
驚いている。

***

今年は、エッセイな1年だった。
通年「いろんな本を読む」と
声高に言っているものの、
やはりその時々で流行りが
時代や自分の中にあり、
カテゴリーに偏りが生まれる。

今年は、それがエッセイだった。
「生き方」を学びたかったから、
僕はエッセイを読んだ。

というのも年明け早々から、
就職活動を本格的に始めた。
「就職活動」ってつまり、
自分のキャリアを
真剣に考える機会。
ひとによっては
真剣になれなかったり、
もっと楽に考えたりしてるけど、
僕は本気だった。

「いい企業に入ったか」より
「真剣にキャリアを考えたか」のほうが
大切だと思う、きっと。
キャリアは、
ずっと続くものでしょう。

そうして僕は
就職活動を通して、
またその後も
「どういう生き方をするのか」
を問い続けた。
その度に、役立ったのがエッセイである。

***

エッセイは、いろんなひとの生き方が
ストレートに伝わる。
日常生活を記したものや、
人生を振りかったものまで。
想いをひたすらに
書き連ねるのがエッセイ。

すると読んでいて
「こんな生き方、あるんだね」と想う。
もっと身近なことばにすれば、
「こういう考え方も、あるんだ」と気づく。

いろんな考えに触れるなかで
「良いな」と思ったものを取り入れた。
「そういう考え方してみたい。」
その繰り返しの中で
「なりたい像」ができ、
自分の生き方が
少しずつ固まる。
そんな気がしたのだ。

今年は、エッセイな1年。
こうしてブログを
書くようになったのも、
「エッセイみたいなのを書きたい」
そう思ったから。

個人的には、この日記のような
エッセイを書くのが楽しくて、
「新たな趣味」と出会えたのも
1年を振り返るなかで
価値があった。

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。
みなさんの今年は、どんな1年になりましたか。