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予定調和を崩したい願望を、温めている #203

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メリークリスマス、ということで今日も、ちょっとだけ書いてみます。

フィリピンから帰ってきて以来、まるっきりテレビを見なくなりました。2年くらい前からなのですが、どのテレビ局の番組を見ても、おもしろいと思えません。

それでも、M1グランプリはおもしろかったです。ご存知の通り、年に一度、放送されるお笑いの賞レース。予選を通して実力のある、お笑いコンビだけが出演しますから、おもしろくて当然です。

ただM1グランプリの魅力は、なんといっても「生放送」であると思いました。生放送だから、なにが起きるか分からない。

その展開にヒヤヒヤ、ワクワクしたり、出来事の1つひとつに立ち会える喜びが、あったりします。そこには全く想像のつかないストーリーがあり、それが「おもしろい」。今年のM1グランプリでは、ミルクボーイが優勝するなど、誰が予想できたでしょうか。そして、驚くほどの白熱を誰が期待したでしょうか。

そんなM1グランプリを通して感じたことは、僕たちは予定調和を崩したい願望を、温めている気がしているのです。

***

予定調和とは「こうなるだろう」と予め推測できたようにコトが進むこと、と考えさせてください。

インターネットの普及で、世の中のあらゆる事象の「正解」が分かるようになりました。そして求められる”常識の幅”は、間違いなく以前より広がっています。「こうなるだろう」と、お互いが予測できる中で生活を営むことは、予定調和が起こりやすくなった一因かもしれません。

そんな予定調和ありきの中で、M1グランプリが示した通り、思いもよらない結果の価値は増しているはずです。だからこそ、その価値を享受したく「予定調和を崩したい」。その想いは、高まりつつあります。

じゃあ、そのためには?ということで、僕が思う予定調和を崩すキーワードは「熱意に起因する覚悟」。きっと、もう少しすればフィーチャーされるはずです。

 

という感じで、今日は『ひとって、予定調和を壊したくなるもんなんじゃないかなと』という僕の上司の方が書いたものに触れ、同じ「予定調和」というテーマで書いてみました。

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございます。