頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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思いもよらないことは、起きるんだよ #217

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・就職活動には、どうしても運の要素が加わる。担当の人事とか、グループディスカッションのメンバー、なにもかもの条件が同じではない。ひとが「ひと」を選考する限り、公平でいようとしても、なにかしらの運が作用して、吉と出たり凶と出たりする。相性によっては「なんか、いいなあ」って思ってもらえるし、「なんか、いやだなあ」って思われる。

だから、うまくいかないときに「運、悪かったなあ」と思うときがある。グループ面接で「自分に対する質問だけ、難しくなかったか?」とか。「運」というのを良くみれば、きっと良いことも起こしているはずなのに。よく分からないからこそ、うまくいかなかった理由をまとめて「運」のせいにしてしまう。これが、ちょっとおもしろい。

でも「運が悪かった」で片付けるべきでないと、思うこともある。ひとのキャリアの8割は、偶然によって決まる。と、ある教授は言った。また、その偶然をできるだけ計画的に生んで、自分のキャリアを良くしていこう、と言った。「プランド・ハップンスタンス・セオリー」と呼ばれる、この考え方は「変化ありき」の今の時代にぴったりだと思う。

運によって一喜一憂する前に「思いもよらないことは、起きるんだよ」と、この考えを胸に秘めておきたい。そう思えば、運によって左右されそうでも「そんなもんだ」と堂々としていれる。だって、キャリアの8割が偶然によって決まるだもんね。

運の要素を、ふつうのように捉えらる。たまたま電車が遅れても、財布を忘れても、ご飯が美味しくなくたっても。それは、ふだん経験しないことをするチャンスだと思えば、人生における偶然を計画的に生めるようになっている。すると「運だ」と片付けていたときよりも、前に進んでいるだろう。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。