頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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新たな正月の楽しみ #221

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・正月に初詣に行くと、だいたいおみくじを引く。初詣では、神様に新年の挨拶をするけど、その寺院に信心があるかというと、そういうものでもない。挨拶を済ませれば、「よし、おみくじだ」と新年早々に、ワクワクしている自分がいる。初詣をすることが目的なのか、おみくじを引くことが目的なのか、分からなくなっている。

初詣をするようになったのは、ここ2、3年の話だ。だいたいきまって、地元の神社にお参りする。もっと有名な神戸の生田神社とか、大阪の北野天満宮でも良いものだ。ただ一度「初詣は地元の神社」と決めてしまえば、”浮気”をして地元の神様に愛想をつかされるのが怖い。この2、3年が充実した日々を送れているから、余計にそう思う。

むかしは、お雑煮を食べる元旦の朝が、最高に好きだった。それは清々しくて、あったかい一年のはじまりであることに加えて、たっぷりのお年玉をもらえるからだ。それに豪華なバラエティを見るのも、よし。親戚と一緒に、ワイワイとすき焼きを食べるのもよし。なのに、どうしてか、あんまりお年玉をせびるのもねえ…とか、バラエティも予定調和だしねえ…とか思っていると、楽しめなくなっていた。

そんな僕が新たに見つけた正月の楽しみ方が、初詣なのかもしれない。神様に去年の感謝と、新たな一年の抱負を伝えることや、おみくじを引くこと。これは、信じるとか信じないとかと、また別の感情なんだろう。少なくとも、この歳になって「お年玉」を楽しみにする正月より、健全であることに違いはない。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。