頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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わからないことを、「わからない」って言う #231

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・あるラジオパーソナリティが言ってた、お悩み相談での返答には、2つの種類があるって。たとえばね…。片思いをしているひとがいて、でも離れ離れになってしまう。そんなとき、告白したほうがいいのかな?返答として「したほうがいいよ!」って言うのか、「どうなんだろうね…。」って言うのか。要するに「悩みの答えを提示すること」と「悩みをひたすらに聞くこと」の2つだ。

「悩みの答えを提示する」のは「こうなんじゃないか」という仮説を出すことだ。相手の話を聞いて、考えられる原因から解決策を導き出す。ビジネスの世界で生きていて、ひとまず答えを出す癖のあるひとが、よくすると思う。一方で、「悩みをひたすらに聞くこと」は、答えを出すことが目的ではない。悩んでいるひとが、なぜ、なにに、どれくらい、どう思っているのかを聞く。ただひたすらに、分からなくても、分かったとしても、バカにしないで、一生懸命に聞く。考えるのではなく、感じて、共感をすることが目的のひとつであると思う。

1つ目の精度を上げることも大事だ。でもそれだけでは、解決しない悩みがある。ほんとうに悩みを解決してほしいひともいるけど、ただ聞いてほしいだけのひと、というのも、けっこういるんだよ。そんなときに「わからないこと」に答えを出さずに、「わからない」って言ってあげられるのかな。

どっちがいいのか、なんて分からないよ。みんなはどう思った?

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。