頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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パンケーキみたいになろうぜ。 #233

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・ふわふわのパンケーキみたいに、なろうぜ。って言っている、自分がいた。

昨日は免許合宿に来て、2日目。2時間運転して、5時間の授業を受けた。疲れ切った身体に「ご褒美」と言わんばかりのお風呂。僕の参加した合宿所には、なんと、温泉があるのだ。そして浸かっていると、話しかけてもらった。「髪長いですねえ」ってね。なんとなく、生活の勝手も分かってきた今日この頃、はじめて教習生と話をした。それまで全くと言っていいほど、会話をしてなかったから、話しかけられたときには、すこし驚いたなあ。

話をするうちに、2人組の彼らが僕より年下だということが分かった。それに海外志向であることも分かった。聞くと、彼らもこの3月にインドに行くって言う。そりゃあ、うれしかったよ。まさか、こんなところで、同じような感覚を持つひとたちに会うと思わなかったから。それは、僕なんかに話しかけてくれた以上の驚きだった。彼らも僕に興味を持ってくれたみたいで、いろんな話をした。なんだかんだ1時間以上も、久しぶりの長風呂になった。

社会人になると、少なくともこの一年は先輩ばかりだ。でも今年が終われば、これからずっと後輩が入ってくる。僕は思った。どういう先輩になりたい?どういうふうに、後輩に思われたい?そういうのを、早めに考えてもいいんじゃないか。だって、理想像にすぐなれるわけないもんな。それで、すぐに思いついたのは「偉そうじゃない」ということ。僕がかっこいいと思う先輩は、みな偉そうじゃなかった。他はというと「やさしい」とか「話を聞いてくれる」とか、そんなふうな先輩に思われたかった。これを一言で表すのは難しいけど、「余裕がある」というコトバは包括していると思う。あえて言い換えるなら、ふわっふわのパンケーキみたいなひとになりたい。

ふわっふわのパンケーキ。それは見た目からは想像できないほど、ふわふわだ。わたがしみたいに「ふわふわだよ?」って言ってないのが、偉そうじゃない。それに、びっくりするくらいに、おいしいよな。その味はくどくなくて、やさしい。そんなところが僕のなりたい先輩像とマッチしていて、パンケーキなら、話を聞いてくれそうだと思える。そうか、主張しすぎないところに、余裕を感じられるんだな。いつかさ、ふわっふわのパンケーキみたいなひとに、なろうぜ。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。