頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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伸ばしきったヒゲで、日本人と会うと恥ずかしくなる #271

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・ビールを飲みながら、日記のようなものを書く。

バングラデシュからシンガポールに着いた。両国の違いに一つひとつ驚きながらも、シンガポール独自の良さを噛み締めている。ビールを飲めることだって、イスラム教の国であるバングラデシュでは望めなかったことだ。「自発的な飲酒はやめること」を今年の目標の1つにしたけれど、海外だから治外法権みたいな感じだと誤魔化した。

シンガポールには、たくさんの観光客がいる。バングラデシュでは僕ひとり、外国人を見ることがなかった。だから、ひさしぶりに観光客を見たときはもちろん、日本人と会ったときには恥ずかしくなった。バックパック旅では、ずっと同じ格好で、身だしなみも適当になっていたから「ちゃんとしていない自分」で日本を感じることが違和感だった。

伸ばしきったヒゲで、日本人と会ったときに、こんなんじゃいけないと思う。"キレイな"格好じゃないと、失礼だと思う。そのようなことが当たり前だと思っていたけど、バックパックでネパールやバングラデシュにいたときの自分は、気にしていなかった。そう、バックパック旅をしていると、日常でいかに「マナー」として着飾っているのかを知る。そして、そうやって着飾らなくても受け入れられる自分がいると知って、自信になる。偽らない、といえば誇張的だが、バックパック旅は無理のない自分を知る、そのための機会なのだと感じた。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。