頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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決めつけないこと。 #349

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「あのひとは、こうだ」と、けっして決めつけない。とある研修がはじまって、少し時間が経った。チームで動いていると(仕事になるとなおさら)距離は近くなり「ふだん見えないこと」が見えてくる。チームメイトの性格や、それに基づく傾向、価値観のようなもの。

それらを踏まえて、そのひとのことを知ったよう気になる。でもそれは、そのひとの切り取られた一面でしかないのだ。それなのに、つい「あなたって、こういうひとだよね!」という”知ったかのような発言”はひとを不快にさせる。関わるなかで得た情報から「推測(A)」することが、「事実(B)」として扱われることがあってはならない。それは言葉の暴力である。

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組織人事コンサルに入ったのに、ぼくはチームでうごくことが得意でない。まわりにも言う、迷惑をかけることになるかも・・・。それでもずっと、迷惑をかけてるような気がする。すると「おい、ひとりでやったほうが、楽じゃん…?」そんなことを囁く、悪魔のような自分が顔を出す。しかし「いいや、そんなことないぜ?」と、言い切れない自分もいる。

そんな葛藤のなか、それだけにチームでうごくなかで”気をつけるべきこと”を挙げればキリがない。役割分担をするとか、コミュニケーションするとか。しかしそんな自分でさえ、チームワークに必要だと確信するものが「決めつけないこと」だ。チームに迷惑をかけながらも、協働する意思を灯し続ける限り「決めつけないこと」は、一緒にいるメンバーへのマナーにもなるのだ。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。