頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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ささいなことだからケンカになる。 #351

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「人間、だれかにイヤなことなんて、ほんとうはしたくない」

という性善説のような考え方を、ぼくは信じている。だって、ひとにイヤな気持ちをさせているようで、自分もイヤな気持ちになる。だれかを傷つけているようで、自分も傷ついてしまう。自分をたいせつに想うなら、だれかにイヤなことなんて、ほんとうはしたくないはずだ。

とはいえ知らぬ間に、だれかをイヤな気持ちにさせていることもある。それはきっと、ボタンのかけ間違いのようなものだ。たとえば自分のふとしたことがきっかけで、相手が怒る。その様子をみて「なんだよう、もう」とイヤな気持ちになるけれど、よく話をきけば「自分のやったこと」に腹を立てていることがある。

ありがとうが言えなかったとか、話を聞く態度がよくなかったとか。靴下を裏返しのまま、洗濯カゴに入れていたこともイヤな気持ちにさせる。そんなささいなことが、いつもケンカの火種になる。いや、ささいなことだから、ケンカになるのかもしれない。そんなつもりじゃなかった、そんなことでイヤな気持ちになるなよ、という姿勢だからこそ、なかなか謝れない。

やっぱり、そんなとき素直に謝れたらいいのにね。「人間、だれかにイヤなことなんて、ほんとうはしたくない」ということを信じて、ちょっとしたいざこざ、相手がイヤな気持ちなら聞いてみよう。自分が原因だったら謝る。どうせ、ケンカしたってイイ気持ちにはならないから、それ以上イヤな想いをしないように済ませたいよなあ。

と、自分本位な視点で買いてみました。まずは「自分のために謝る」でもいいじゃない。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。