頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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ひとがいることを「手」や「鼻」で感じられること #403

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・ひとりもいいけど、みんなで集まるのもいいな。

そんな当たり前だったことを、コロナウイルスのおかげで気づけました。むかしから、桜や花火、紅葉というふうに、理由を作ってはみんなで囲んでいた。ひとによっては、べつに桜を観ることが目的ではない。ぼくだって桜は好きだけど、5分もすれば「もういいかな」って思う。みなさんも、そうでしょう?

じゃあ、なぜ桜や花火を毎年のように観るのかというと、そこにたくさんのひとがいるからだ。みんながニコニコ、ガヤガヤしているのを味わいたいんだよね。ほら、飲み会をするときだって、ガラガラの店よりも、賑わっている店のほうが美味しくなる。(たとえ同じ味だとしても)

単純だけど、ひとは集まることが好きだよなあ。今の時代、「3密を避ける」というのは仕方ないけれど、古典的な楽しみ方の多くが3密であって、それにはワケがあると思う。これからの世代のひとは、感じ方が変わるのだろうか。もうすでに、ぼくの考えは時代遅れなのかもしれない。

それでも、ひとがいることを「目」や「耳」だけでなく、「手」や「鼻」で感じられること。そうして「場を共有している」というスペシャリティを容易に得られることは、3密の世界の強みだと思った。いつか、そんな世界に戻るといいな。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。そのためにまずは手洗いうがいと、ソーシャルディスタンス。