頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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馴染みのないグループ・イン #436

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小学生のときは、本当に仲の良い人、というのがいなかった。結果的に仲の良い人はいるけれど、当時そういったことを実感できる機会がなかった。というのも、「おれら、仲ええよなあ」と言葉にして分かり合えるものというのか、そういったことを言うのがはずかしかった。

大学生くらいからか、"お酒の力を借りて"自分達の仲を臆せずに言えるようになったと思う。お酒の力を借りるのは、はずかしいからこそだけど、そのおかげで多くの人と関係を確認できた。そして、そのひとたちと関係を続けられている。だから、いつのまにかプライベートで関わるグループというのは、自分の意思で選別され、気持ち良いひとのみになった。

とはいえ会社にはいり、新たな社会の一員となった。馴染みのないグループに、招待して頂くこともある。それは今の僕にとっては、苦痛にもなりうる。なぜなら「馴染めないかもしれない」という不安を数年ぶりに味わっているからだ。振り返れば大学生くらいから"社会”というのを自ら選べるものになっていたけど、改めてまた選べない社会がやってきている。その点においては、ぼくは不自由だ。

馴染みのないグループに入るとき、不自由な感覚を抱くのは、中学生ぶりかもしれない。いつ離れてもおかしくない感覚。飲んだら楽しいんだけどね。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。