頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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「たぶん、うまくいく」という新鮮な牛乳みたいなイメージ #442

black and white dairy cow on green grasses during daytime

・「できない」って言わない!それだけ損している!

インターンのときに、上司からそんなことを言われたことがある。それ以来、ぼくは「できない」と言わなくなった。けれど、言葉にしなくも頭の中には「できない」と思ってしまう自分がいた。

あるひとが言っていたのは「ひとは否定形を受け入れられない」ということ。たとえば「勝ちたい」と「負けたくない」というのは同じような意味に思える。しかし心理学的には違うようだ。というのも脳は「勝ちたい」をそのまま受け入れられる。一方で「負けたくない」の「〜ない」、という否定形を脳は受け入れられない。だから「負ける」イメージが頭に残ってしまうため、勝つイメージがしづらい。

きっと「ネガティブに捉えるほど、ネガティブな結果をもたらす」ということでもあるのだと思う。うまくいかなったらどうしよう、できなかったらどうしよう。そう考えるひとは、「うまくいく」イメージや「できる」イメージがつかない。インターンのときの上司が言いたかったのは、単に「できない」と言わないだけでなく「思わない」ことでもあるのだろう。

物事に対して「できる」と思えるかどうか、というのは実力に限らず、自己肯定の度合いにもよるのかもしれない。自己肯定感の高いひとは「たぶん、俺ならできる(からやってみるか)。」と思う。反対に低いと「たぶん、できない(けどやるしかない)。」と考える。思考全体に大きく影響するからこそ、「できる」と捉えられるようになりたい。

自己肯定感を高めるためには、日頃からの習慣づけが重要だと思う。小さなことでもいいから「うまくいった」という経験を重ねる。そしてその都度、自分を褒める。「できる」というセルフイメージを形成していく。そうやって、いこうか。そしたら思考が「できるために、すべきこと」を考えられるようになるから、結果も出しやすくなる。うまくいくイメージを持つことは大切だな。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。