頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

MENU

謝らなくていいか、と思ったとき

clear glass window with brown wooden frame

・「ありがとう」って、いつも言ってくれるから、「ごめんなさい」も言えるとおもうんだよね。

「ありがとう」と、「ごめなさい」はまるで二項対立のように思える。しかし、少なくともぼくにとっては、両者には大きな違いがある。言いたいか、言いたくないか。ありがとうは、”ポジティブな輪”が広がる感じ。しかし「ごめんなさい」はそうじゃない。なんだか、悲しくなる感じ。だから、できるだけ「ごめん」って言わないように心がける。つまり、言わないための言い訳を探しているのだ。そうして「まあ、いいっか」って、思うようにする。

でもこれは、間違っている。自分にとって正当化して良くなったことも、他者にとっては違う。「悪いこと」のままである。これは当たり前のような話だが、頭で理解していても行動に表せない。なぜならふだん、他者の視界で生きていないからだ。他者の視界で物事捉えることは、相手の気持ちになって考えることである。ポイントは、意図的に思考することで他者の視界を手にいれるのではなく、意図しない瞬間で手にいれること。物事を捉えることだ。それができないと他者にとって悪いことに対して、謝らないための言い訳を探す。

謝らなくていいか、と思ったときは、もうひとつステップを踏む。「それで、他者はどう思うだろう。」そう考えるだけで、世界が変わる気がするな。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。