頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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近くにいるひとの存在

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今年のM-1をみておもったこと。 

なにが成し遂げたくて、そのために成長する必要あるのなら「常に認めてもらえないひとが近くにいること」が良い。なぜならそのひとのリアクションが、自分の変化感の参照点になるからだ。リアクションをもとに、PDCAを回すことができる。しかしそんなひととも関わるなかで、認めてもらえるようになるものだ。そうすると近くにいる認めてくれないひとは減るから、新たに別のひとを探さないといけない。

「あの、いっつも相方に言うてたけど、この、こいつら(※20代の女性)はキャーキャー言うてくれて 俺たちを追いかけてくれて、人気のあるような感じを作ってくれてると。 で、こいつらを俺らにとって、すっご必要や、すっごい必要やねんけど、めちゃめちゃ邪魔やと、で、こいつらが俺らをダメにしよると。 なんでか言うたら、こいつらを笑わすことが、簡単やから、 こいつらを笑わしにかかってまう。 で、こいつらを笑わしにかかった瞬間に俺たちはすべて終わってしまうと。 だから、テレビでも、カメラの奥で、コタツで見てる兄ちゃんがおもろいと思ってくれる 感覚でやる。(中略)男はああいう女の子を笑わしてたら、もう絶対無理。うん。 あいつらは笑えば笑うほど、一番後ろで見てる俺たちが一番笑わしたい人たちが、何やってるんこいつらと。」

島田紳助さんも、「芸人はどういった対象を笑かそうとすべきか」という問いに上記のように答えた。要は簡単に笑ってくれるひとが近くにいると、芸を磨くことはできない。磨いたように見えても、そこにポジティブな変化はないのだとおもう。あくまで厳しい目を持った、簡単には自分を見てもてくれない存在に対してアプローチしつづけることで、成長することができる。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。