頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

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今後の糧にしていく多くのもの

man sitting on mat while reading book

・気づいたこと。

ここ数日で、お母さんから大量の写真が送られてくる。それはすべて、じぶんが幼少期のときの写真だ。「仕事で使うから、いくつか送って」とお願いしたら、なんと、100枚くらい送られてきた。

それで、驚いたことに、自分の記憶にある場面というのは少ない。単純に、物心がついてなかった、といえばそうである。しかし、それ以上に幸せな思い出ばかりが、写真に収められているからだろう。

ひとの記憶は、悲しいことばかりを覚えている?もしかしたら、そうかもしれない。ディズニーランドで、ミッキーの人形を買ってもらったときよりも、なかなか買ってもらえずに駄々をこねたことを覚えている。

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ひとが「経験」として今後の糧にしていく多くも、「悲しい」という感情と紐づいたことばかりだ。どうしてうまくいったか、ということ以上に、どうしてうまくいかなかったか。失敗したか。そんなことを覚えていて、「経験」として学びに変えていく。

いま、みなさんはどんなふうに生きていますか。楽しいこともあれば、悲しいこともある。その感情と紐づいた出来事のなかで、あなたの人生の糧になるのは、悲しいことなのです。

そうおもうと、悲しいことも悪くない。大切なのは、感情に浸りすぎないこと。そうすれば、いつか「経験」として活かせるのである。ああ、そう言えば、「時間ぐすり」という言葉がある。あのお薬を服用しながら、悲しいことを乗り越えよっか。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。もう寝る。