頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

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気分が悪くなるような状況に身を置く

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・会社で働いていて、おもう。「偉いのは大変だ」と。偉くなると、その立場だからこその責任が生まれる。プレッシャーもすごいのです。そして一番大変なのは、自分が得意ではないことも「立場だから〜」という理由で、うまくしないといけないことだ。

ほら、イメージしてみる。お笑い芸人が賞レースで勝ったとして、売れたとしよう。すると、そこからは「チャンピオンなんだから〜」という先入観でみられる。もちろん、おもしろくないといけない。たとえその賞レースが「漫才」のものだとしても、コントでもフリートークでも、チャンピオンである限りね。それは、驚くほどのプレッシャーだな。疲れるんじゃないかとおもう。

同じように会社に属していると、マネージャーのような管理職が存在する。それは、メンバーをまとめることが求められる。でも実際にマネージャーになるひとは、もともとプレーヤーとして秀でていても、マネジメント力が長けているとは限らない。とはいえ「マネージャーなんだから〜」という立場によって生まれる、周りからのプレッシャーがある。そして、その期待に応える必要が出てくるのである。

偉いひとが得意でないことに挑み、その結果うまくいくかどうか。それは若いときに、どんな経験をしているかにもよる気がしている。というのも若いときから「できないこと」をできるようにするため、ストレスのある状況に入れるかどうか。それは”気分の悪い状況”なのだ。もしいたのなら、偉くなっても耐性ができているんじゃないか。意外と、若いときは自分の得意なことに注力できる。特に今の環境はね。

しかしあえて気分が悪くなるような、できないことばかりの状況に身を置くのも良い。そしたら偉くなったときに、「できない」を「できる」ための思考ができ、そのプロセスにおける自信が生まれているとおもうから。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。そのうちから、偉くなったときの自分を考えるなんて、ぜいたくかもしれないね。