頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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関西人的資源経営

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・「面白さ」で判断し、また判断されること。関西出身の者からすると当たり前なのだが、実はこれが特殊らしい。子供のころだと、足が速いやつがモテる時代があったと言われるけど、関西だと「足が速くて、面白いやつ」がモテるのである。その価値判断基準は、決して日本のスタンダードではないし、もっとも世界で見ても稀であることは明らかである。

だからこそ、関西人たるものは「面白さ」に対して貪欲に、笑いの伝道師として振舞わなければならない。とはいえ「笑いの素養」というのは、物心着いてから5年ほどで落ち着いてくるため、幼少期の開発が重要だ。いまの子どもは、どうしているのだろう。コロナによって対面での機会が減少することにより、その開発が不十分なまま素養が磨かれない懸念がある。

対面の機会で面白くなるために不可欠な「間」を読んでいく。そのために、若い世代にむけ対面の機会を提供する。これがコロナ禍で関西の文化を継承するうえで、求められている。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。「面白かどうか」で、今後も物事を捉えていきたい。