頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

MENU

ホストというプロフェッショナル

crowded pedestrian lane in urban area at night

・華やかな世界の裏側。

昨日と引き続き、ホストについて想ったことを綴る。「現代ホスト界の帝王」と称されるローランドに続き、また別のホストの密着動画を見ていた。「歌舞伎町No,1ホスト『優生』に密着①【AIR GROUP】」というタイトルであがっている動画は160万回再生されており、そのホストの人気の度合いが伺える。

きっと多くの視聴者は単に彼のファンであったり、ホスト業界への興味関心が強いのだろう。同じくして私も「ホスト」という世界に強烈な興味があり観たのだった。その感想を一言で表すなら、彼もまたローランドのように「プロフェッショナル」だったのである。

具体的には徹底的な食事制限や、専属スタイリストに髪と顔のメイク。マツエクだって、歯の強制だってしていること。そういった努力をしなくても、素材の良いホストなら女性を喜ばせることはできるはず。それでも彼が日々、自分に磨きをかけるのは「お客さん(通称:姫)の特別になるため」でしかないのだとおもった。

ホストのすごさは、華やかな世界を作るための地道な努力に限らない。もとより「姫の特別になる」という意識なのだ。誰かの特別になることは、並大抵のことではない。しかしその意識がなければ、誰かが”姫の特別”として抜きん出てしまう。もしそうならば、一生売れることはむつかしい。

ホストがホストである以上、誰かを誰よりも喜ばせ、異空間に連れて行けるような特別感を与える必要がある。冒頭の売れっ子ホストは皆そういったことができ、またそのための努力をしているのだ。そんな「特別感を与えられること」こそ、ホスト業界におけるプロフェッショナビリティなのだとおもった。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。