頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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頑張らなかった先の未来

smoke comes out from industrial factory chimney

あるホストが言っていた。

結果を出すためのストレスと、結果が出ないときのストレスのどっちも大きいものがあると思っていて、その中でどっちも辛い想いをするんだったら、自分の足を使ってプライド持って、男として(結果を出すために)突き進んでいこうよという気持ちでやらせてもらってます。

 彼は業界でも最大手のグループにおいて、年間で最も指名されるホストである。しかし、決して顔がかっこいいわけではない。「なんでホストやっているの?」という疑問すら生まれるくらいである。

容姿がものをいう世界において、そんな彼が果てしない努力をしたことは想像に容易い。ポイントは、どうしたらそんな努力ができるのかだとおもう。

努力ができるひとたちに共通しているのは、「自分との約束を守る」という覚悟があるんじゃないか。その覚悟は様々な方法で決まるのだが、彼の場合だと「頑張った姿」と「頑張らなかった姿」の両方を鮮明にイメージした。

きっと頑張らなかった先の未来がとてつもなく嫌で「頑張る」と覚悟を決めざるを得なかったのかもしれない。要は、危機感を醸成させたのだ。

努力をするためには、残念ながら危機感を抱かせることが非常に有効である。「残念ながら」と言うのは、ネガティブなアプローチによってひとを動かすのは気持ち良くないから。もし後輩ができたのなら、ポジティブなイメージによって、努力させるよう促したいとおもう。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。