頭サビ9割

頭サビ9割

〜自分と向き合う時間〜

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ふざけ

Cat Lying Down on Rock

毎週日曜日になると、すごく億劫になる。自分が何者でもない凡人だとおもっているときは、なおさらだ。「自分にあの仕事ができるのかな?」という疑問が出てくる。たいてい月曜日になれば「やるしかない」と覚悟が決まるのだけど、週末はいつもふにゃふにゃしたまんまだから、やるせない気分に陥りがちだ。

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仕事はひとりで完結するものではない。前提として、だれかが依頼をして、だれかが引き受けている。そうして、じぶんのところに仕事が回ってきている。仕事は、何かしらの一部を「自分がする」と約束をしているから、その一部に対し責任が生じる。責任を負えなかったときに他者に迷惑がかかるところが、仕事の億劫なところにつながる。

いまのぼくは、仕事のことばかり考えているときほど、視野が狭くなっている。そう感じる1番の要因は、ふざけたことができていないからだ。いわば、思考プロセスにおける「遊び」がなく、最適解を出すために、ストレートの思考をしている。それは責任を全うするうえで「遊んでいる場合じゃない」と脳が思い切っているからである。

とはいえ思考の遊びは、脳をリラックスさせるし、また柔軟な発想につながり面白いアイデアも生まれる。ほんとは遊んだほうがいいのだ。日曜日にいっそ「ふざけるぞ!」と覚悟を決め、どれだけ責任があっても遊びを持ってみよう。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。チェルミコ聴いてたら、馬鹿らしくなってきた。