頭サビ9割

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〜自分と向き合う時間〜

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1位とそれ以外

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・引き続き1位について書く。

ぼくは1ヶ月間の賞レースに参加して、最終的に1位になることができた。しかしその過程では、参加者との間で多くの葛藤があった。

順位というのは、ゲームルールに基づく成果の度合いを示している。だから成果を目的とした世界では、1位であることが「良し」とされ、順位が低いほど「悪い」とされる。

賞レースに参加して思ったことは、参加者の中には「成果の創出」を目的としていないものいるのであった。

もちろん、成果を残したくないわけではない。優先順位の話として、成果よりも「取り組む意義」という別にカテゴライズされる文脈にいるのである。

そして、どういうわけか前記の世界にて参加するひとから「成果」の世界で取り組むひとたちが批判的されることもあった。<私は意義を大切にしてるから〜>まるで成果の世界の人々が、意義を大切にしていないように思えるくらいだった。

成果を追求し1位になるためには、必然的な努力が求められる。その過程においては、意義が後回しになることもある。だからこそ、意義の世界から批判的な言動に捉えられることもわかった。

意義を語ることは美しい。しかし成果の世界で生きている側からすれば、1位とそれ以外でしかない。これでは、成果のみを追求するのでは、決して皆に納得されることはない、

成果と意義を、両方取りに行くことは難しい。しかし1位を目指すものは、その両者を狙う世界に行かねばならない。

 

今日も「頭サビ9割」に来てくださって、ありがとうございました。